数日前に
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- date. 2024/08/18
ロゴのフォントの事について書きましたが、1930年代中期から1940年代前半(概ね1943年前後でしょうか)のロゴのフォントはこんな感じになります。

ロゴのフォントの事について書きましたが、1930年代中期から1940年代前半(概ね1943年前後でしょうか)のロゴのフォントはこんな感じになります。
chrono24に稀少なref.570のスティールが出てました。価格は20万ドル強です。
出品者はチェコの個人のようですが。。。
なんか違和感があって。。。
よく見てみるといくつか気になる点があります。
1.ダイヤルのインデックスが短い、スモセコの経が小さい
2.ラグを正面から見ると太すぎて、エンドが直線になっている
3.クラウンの形状がおかしい
4.ケースサイドのラグ形状が異なる
5.ケースバックに570の刻印が無くケースメーカーがFBになっている
等々どうも気になります。
FBはFeres Borgel, Taubert社で565等のスティールの防水ケースをパテックに供給していたメーカーです。
画像ではムーブメントとケースともに下三桁が表示されていて、アーカイブスが570で発行されていて、アーカイブス上の下三桁の番号と合致しています。
当初ミドルケースがフェイクかなと思ったのですが、ケースバックが570だとFBが理解出来ないし、だとするとアーカイブスは何だろうって感じです🤔
紹介したref.96ローズ 12SCのロゴのクローズアップです。
1944年の製造、1945年販売の個体になります。
この少し縦長のフォントは概ね1943年頃から見られるようになります。
とても珍しいref.96 12SCのピンクオンピンク。
ダイヤルに経年変化はありますが、アンタッチ🙂
このタイプの96センターはイエローとスティールは稀に見られますが、ローズの個体は極めて希少です🙂
ダイヤルの色合いにもよるのかもしれませんが、インデックスと針のゴールドが特に際立ちます🙂
先日ブログで紹介した、イエローのref.96が届きましたが。。。
予想していた以上に結構状態が良かったです(^^)
ref.2451のスティール、夜光バージョンです。
ref.2451は通常細めのバトンインデックスにバトン針、12/3/9アラビック、ブレゲインデックスのタイプが知られていますが、個人的にはこの夜光タイプが一番好みです。私のデータでは市場では10本程度が確認されています。ちなみにスティールのrf.2451は300本程度製造されたそうです。
針がなかなかインパクトがあります。ref.96の夜光タイプでよく見られるような夜光のペンシルハンドが入りそうなものですが、2451にはリーフ形状の夜光針が入ります。スモセコの経も大きく、こちらもなかなか魅力的なデザインです。現時点では非売品です(^^;
Gay Freres社製のローズゴールド、ミラネーゼブレスです。ラグサイズは18mm。
サイズは少し長めで161〜165mm。
重さは約52g。
価格は77万円(税込)です。
ご興味のある方はメール等でお問い合わせ下さいませ。
ref.96のローズ、1952年製造です。
この時計は私の96BOOKの125ページに掲載した時計です。
とても状態は良いです!
前にブログで紹介したref.3403がオーバーホールから戻りました🙂
6時位置にスクエアインデックスのあるタイプです。
ref.2457のインデックスは96のそれよりも細めの物が入る物が多いです。
それらの12時のインデックスを見ると、2本のバトンが配置されているのですが、少し離れている物とくっついている物があることはご存じでしょうか?
どちらかというと初期の物が離れていて後期の物がくっついているようです。
このブログを書いていて思いついたのですが、もしかしたら、初期の物は埋め込み式のインデックスなので構造上、少し離さないとダイヤルに穴を開けるのに困難が生じる等の理由かもしれません。後期になると貼り付け式のインデックスになるのでくっついていても問題が生じなくなるわけです。
くっついている方のダイヤルの裏を調べれば分かるのですが、今度チャンスがあったら調べてみることにしましょう。
ちなみにこのインデックスの特徴は(離れている物とくっついている)2457だけでなく、細めのバトンインデックスが入っている他のモデル(例えば448とか2451とか)にも当てはまるようです。