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ref.2585

昨日かなりローカルな英国のオークションにとんでもないレアピースが出てました。

スティールで12-600搭載のref.2585です。

参加者も少なそうだったのでもしかしたら買えるかなとか淡い期待を抱いたのですが、ダメでした。。

ムーブメントのローター芯が外れてたみたいですが、これは最悪PPに出せば何とかなりますから。。

少し前まではユニークピースといわれていたref.2585についてちょっと紹介しますね。

2005年にクリスティーズに初めてお目見えし、その時は10万スイスフラン強で落札されました。

その時計がスティール本に掲載され、またその後2015年にPhillipsに再度出品され78.5万スイスフランで落札されました。この金額はとんでもない金額ですが、当時はまだユニークピースであろうという評価、スティール本に掲載された知名度の高い個体であること、そしてオーレル・バックがPhillipsでやるようになった最初のオークションであったという少しお祭り的な要素も加わっていたと考えます。

その後、新たにリダンの個体がやはり2017年のPhillipsに出品され10万スイスフランで落札されました。

今回の個体は3本目という事になりますが、画像の通り先の2本とは異なる夜光仕様です。一方コンディション的にはダイヤルがかなりエイジングしているのとスモセコに秒針が擦った痕があり、それらを考慮すると市場価格的には15万~25万ドルレベルかなというイメージを持っていました。

またこのオークションの知名度からして10万ポンド以下で落札できないかなと勝手に期待してました。

結果的にはとても積極的な人がいて最終的に13万ポンド(17万ドル位かな)で落札されました。もう少し頑張りたいところでしたが、円安も致命的で断念しました(T.T)

ref.570

先日ブログで紹介した570も無事届きました。

コンディションは期待どおりでした。

こちらはアーカイブスはこれからになります。

昨日今日と

昨日今日とBSでドジャース戦を観戦しました。

あくまで個人的な見た目だけの感想ですが。。。

山本由伸よりもダルビッシュの方がボールのキレがあったような。。。

今年8月には38歳になるのにすごいね。

相当努力しているんだろうと思います。

日米通算200勝を通過点としてますます活躍していただきたいです。

※画像はネット上から拝借しました。

価格体系の事

140円台後半の為替相場が安定してきました。

日銀やFRBの口先介入だけでは市場が動く気配も無く、日銀もこのレベルは容認している感があります。

もはや円安ではなくこれがドル円の一般的なレベルとして受け入れざるを得なくなってきました。

当社が扱う時計はタイムオンリーのモデルで外貨ベースでは3万ドル辺りの時計が少なくありません。

以前は3万ドルっていうと、円貨で大体300万円台後半のイメージだったのですが、今は限りなく500万円になります。

従って日本のお客様も少し価格体系についての認識を改めていただく必要があるかもしれません。

私でさえ、3万ドルで500万円となると「高いな」という印象を持ちますので、お客様にとっては尚更かもしれません。

とは言え、このレベルではなかなか手を出しにくくなるのは理解しております。以前よりも国内で仕入れられる時計を増やそうと努力していますが、どうしても国内調達になると似たような時計になってしまうのは否めません。

引き続きなるべく価格を抑えめに提供できるよう努力していくつもりですが、あまり抑えめにすると国際価格との乖離が出てきてしまう時計も少なくありません。その辺りについては価格をASKにしてお問い合わせに応じて価格をお伝えすることもあります。従ってそれほど高額の時計で無くても表示上はASKにする物もございますのでご了承くださいませ。

引き続きよろしくお願いいたします。

関東地方は

4月になったというのに寒い日が続いております。。

おかげで桜も長持ちするかもしれません。。

今月は特に出張もせず日本にいるつもりですが、5月はジュネーブに行く予定です。

6月か7月には久しぶりのニューヨークに行こうかなと思っています。

コロナ以前にように「毎月どこかに」という感じにはならないでしょうが、今年はあとは9/11月辺りは行くつもりです。2ヶ月に一度くらいのイメージでしょうかね。

早く元通りの生活に戻りますように。

寒い日

寒い日が続いております。

コロナ感染者も相変わらず多いようです。

皆様引き続きご自愛ください。

私は、ほとんど事務所にこもってギャラリーページの移行作業。。。

およそ7割が終了しましたが、だいたい7年前くらいの時計を移行している段階です。

この頃になると写真の撮り方がイマイチで、加えてデータ保存していない物もあったりして、そういう時計(画像)は旧サイトのメディアから探し出してという作業になります。という事で結構モチベーションが落ち気味です。。。

明日は関東も雪になるかもしれないとの事。

引き続き入力作業になりそうです。。

BAUER & Cia

コロンビア、ボゴタのBauer & Ciaとのダブルネームの96スティール、1955年製。

このスティールの96は実はとても珍しいんです。

96スティールは1950年辺りを最後にほぼ市場では見られなくなります。

第二次大戦が終わって、廉価版としてのスティール時計の需要が低くなったのが理由の一つかと思われます。また、1950年頃までの96スティールは全て(ゴールド製のダイヤルの物を除いて)フラットなインデックスにリーフハンドになります。

パテックに興味を持ち始め数十年、96スティールにこの立体型インデックスとドルフィンハンドの組み合わせの物を探してきました。今まで見た3本の内2本は40年代の物に後年のダイヤルが入った物、一つは年代は不明ですが、ダイヤルの状態が極端に悪い物でした。今回のBauerは4本目ですが、初めてちゃんとしたダイヤルの物です。しかも状態は抜群です。

と言う事で見せびらかすようで申し訳ありませんが、この固体は非売品となりますm(_ _)m

妙本寺

鎌倉殿の13人の1人である比企能員一族のお墓がある妙本寺にて…

川瀬巴水の妙本寺の絵の構図に似せて撮影してみました。

海棠の季節にもう一度トライしてみようと思います🙂

鎌倉は昼過ぎから雲が広がって日が陰り、寒い一日となりました。

オミクロンが急速に広がってるようです。

皆さま引き続きご自愛ください。

Entries

  1. 2024/10/06 ref.2436
  2. 2024/10/05 うちの
  3. 2024/10/04 ref.2509 スティール
  4. 2024/10/03 円山応挙と伊藤若冲
  5. 2024/10/02 ルクルト製

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