ref.1593プラチナ
- Category:watch
- Comment(0)
- date. 2023/01/31
ref.1593プラチナがオーバーホールから戻りました。
風防もオリジナルでケース、ダイヤル共にアンタッチの抜群のコンディションです!
ref.1593プラチナがオーバーホールから戻りました。
風防もオリジナルでケース、ダイヤル共にアンタッチの抜群のコンディションです!
インスタで見かけた96スティール。
このタイプのダイヤルはイエローではよく見かけるのですが、スティールではほとんど見かけません。
唯一、スティール本に載っているWalser Waldとのダブルネームの個体しか知りませんでした。
ダメ元で売る気は無いか聞いてみましたが、ダメでした😅
これだけやっていてもいまだに初めて見る96があるのがこの仕事の魅力です🙂
いつかまだ見ぬ時計に出会える日を楽しみに引き続き頑張ります👍
ref.3425のホワイトです。
ref.3425のホワイトは市場では10本程度確認されてます。製造は50〜100本位はあるかもしれません。
今回の個体はロゴがエナメルになります。少なくとも私の知る限りでは他の個体は全てプリントです。パテックの昔のカタログを見てもプリントっぽいです。不思議な事にこのリファレンスの後に3429や3435などがありますが、それらは基本的にエナメルのロゴになります。
なぜ3425だけがプリントダイヤルが一般的だったのか謎です。60年代初期はまだエナメルで描かれている物が基本だったので、パテックとしてある意味過渡期としてのトライアルとしてプリントダイヤルを導入した最初のリファレンスだったのかもしれません。
ケースはポリッシュされてまいすが、、ダイヤルはほぼパーフェクトです。
クリスマス、正月も終わって少しずつ市場は動き始めています。私もまたぼちぼち時計を仕込んでいます。
5本ほど到着待ち。。
その内の1本。
2508イエロー、GUBELINとのダブルサイン。
2508って案外販売店のネームが入るのは少ないんです。
50年代も中頃になると2508だけでなくどのリファレンスも少なくなるようですが、何故か12-600や27-460とかは少なくないです。
570や2508のセンターは大型なので空白が大きいのですが、このようにshopネームが入るとグッとバランスが良くなります。
いつもの逗子マリーナのから富士山🗻です。
ちなみに昨日の午前中の景色です。
寒い日が続いております。
皆様どうぞお身体にはご自愛くださいませ。
今日もダブルネームで行きます。
今日は3800のGUBELINとTIFFANYです。
80年代以降はダブルネームが極端に少なくなります。
上は80年代初期のGUBELINで下は90年代初期のTIFFANYです。
ダブルネームと言えばやはりAspreyのサインが秀逸です。
筆記体で後年のAmagneticを彷彿とさせます。
こちらは425のプラチナモデルでした。
昨年販売した個体です。
昨日ブログで書いたFRECCEROのこと。
とあるコレクターさんから私のルーレットのFRECCEROのフォントが少し違うということを聞かれたので、比較してみました。
一般的には上の少し丸っこいタイプのフォントが多いようです。
あまり考えたことは無かったけど、確かにこうやって比較してみると少し違いますね。
私の見解としてはFRECCEROさんは元々ロゴとして決まったマークのような物が無いと思うので、簡単なゴシック調のフォントを採用したのではないでしょうか。
70年頃のお店のファサードを見ても
上のロゴとガラスのロゴは違うのでお店としてもあまり統一したイメージほ無かったのではないでしょうか。
30~40年代のビンテージパテックのダブルネームにはウルグアイ、モンテビデオのFRECCEROが良く見られます。
私も過去にも多数のFRECCEROの銘の入った時計を扱いましたが、どれも特徴のある個体が多かったように思います。
ウィキペディアで調べてみると、1940年19世紀後半から1950年中期までは畜産業の輸出で発展したような事が書いてあります。
畜産業の発展に伴い、大土地所有者が富を蓄え、そういった人達がパテックを所有したのかもしれません。
一時は繁栄したFRECCEROですが2015年に廃業したようです。
スティールの懐中時計,ref.652がオーバーホールから戻りました。
美しいツートーンのセクターデザインです。
市場でもほとんど目にすることの無い大変貴重な個体です。