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ref.96本数

昨日の続きです。

昨日は感覚的なデータを書きましたが、実際に弊社が過去に販売したref.96のメタル別の販売比率を調べてみました。

その結果…

トータルで230本の96を販売しており、内イエローとスティールがそれぞれ約40%ずつ、ローズは13%、プラチナとホワイトが3.5%ずつとなりました。

個人的にスティールに偏重する傾向はあり、特にケースの状態がイエローよりもスティールの物の方が良い物が多いので、結果的にスティールの販売数が増える傾向はあるかとは思いますが、それでも感覚よりもはるかにスティールの割合が多かったですし、逆にローズの比率がはるかに低かったです。

もしかすると、昨日のブログで先に書いたコンサルの方の数字の方が現実に近いかもしれませんな🤔

ref.96本数

ref.96の製造本数について、

トータルを約1万本として:

• Yellow gold (Ref. 96 J), approximately 5,600 pieces, of which around 1,000 pieces are with center-seconds.
• Pink gold (Ref. 96 R), approximately 1,050 pieces, of which around 160 pieces are with center-seconds.
• White gold (Ref. 96 G), approximately 120 pieces.
• Platinum (Ref. 96 P), approximately 530 pieces, of which around 10 or 12 pieces are with center-seconds.
• Stainless steel (Ref. 96 A), approximately 2,700 pieces, of which around 500 pieces are with center-seconds. 180 to 200 are steel and gold.

とありました。

出所はオークション会社のコンサルをしているところだと思います。

他方、実業をしている私の感覚的には仮にトータルを1万本とすると:

イエロー: 6,000~7,000

ローズ: 1,000~1,250

ホワイト: 50~100

プラチナ: 400~500

スティール: 1,500~2,000

みたいな感じがします。

あくまで感覚的な物ですが、先述のデータと大きく異なるのはスティールの本数を2,700ではなく1,500~2,000としている点ですが、これはスティールが1950年を境にほとんど製造されていない事が理由です。他方、イエローは一貫して多く製造されており、特に1950年以降は9割方イエローではないでしょうか。一方でセンターセコンドは12scの製造本数がおよそトータルで2,000本なので、他のリファレンスも含めると96だけで8割を占めるというのは少し多すぎるような感じがします。せいぜい多くて1,500本程度と推測します。

あくまで参考としていただけますと幸いです。いずれにしてもホワイトが極端に少ないのは間違いありません。

30年代の時計

個人的に30年代の時計が好きで、ふと思いついて非売品の時計や販売済みでまだ渡していない時計を貸金庫から取り出して撮影してインスタのストーリーにアップしところ、けっこうな反響がありまして、買いたいという問い合わせがたくさん来ました。

私が時計の商売を始めて最初の頃からの知り合いの香港のコレクターさんからまた本を出すのみたいに聞かれたらして、なるほどそれもありかなとか一瞬考えたりしてますが、96よりも集めるのが大変そうなので、まぁ無理だろうなと……。

最近同業者のEさんから譲っていただいたこちらはref.457とか。。。

こちらは非売品のref.439。

このref.439が一番問い合わせが多かったですね🙂

今のところ手放す予定はございません🙇‍♂️

ref.2406

新着時計です。

とても珍しいイエローのref.2406,アラビックインデックスです。

ref.2406は35mmの大型ケースでラグ幅は20mm。

もともと製造個数の多くないref.2406ですが、通常12時にアラビック数字が入り、3時と9時にドット、あとはバーインデックスの組み合わせのデザインになります。ブレゲインデックスの物も数個は存在していますが、アラビック数字が入っている個体はもしかしたらユニークピースかもしれません。

ケースの状態は良好、ダイヤルはアンタッチと思われます。

アーカイブスはオーダー済み、オーバーホールはこれからです。

ref.2555

パリに行く前にサイトにアップしたref.2555のアーカイブスが届きました🙂

1956年の製造販売になります。

ref.537

今回パリでピックアップしてきた時計の一つはref.537です。

この辺りの年代の時計は個人的にはとても好みです🙂

サイズは約30mm、アンタッチのツートンダイヤルが特徴のモデルです。

ref.537は極めて少数のみしか確認されておらず、私の知る限りでは2005年にクリスティーズで1本販売されたのみです。

明日から

ドイツとフランスに行ってきます。

フライトが台風の影響が無いと良いのですが🤔

こちらはref.2401。

普通のよくあるリファレンスに見えますが、実はこの一本しか知られてません。

36ミリととても大型の時計です。

一応非売品です。

ref.2555

ref.2555がオーバーホールから戻りました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

状態はとても良いです。

7月中旬にオーダーしたアーカイブスがまだですが。。。。

まあ無事取得出来ると思います。

ref.2555は分表示が目盛が入るタイプの物が多いのですが、このパールドットのタイプは比較的珍しくエレガントです。

昨日

ブログに載せた3514のサイドからの画像です。

この時計も含めてアーカイブスが結構溜まっています。

現在それまでと比べて2週間以上の遅れです。

恐らく担当者が夏休みなのでしょう😅

早く対応していただきたいものです😥

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  3. 2024/09/16 ref.96本数
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  5. 2024/09/14 夏の終わり

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