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96スティール

極めて希少なスティール96、アラビックインデックスです。

ダイヤルは変色は見られますが、アンタッチのオリジナル。

ちなみにこの時計にはこんなセールスタグのような物も付属します。

上のパテックフィリップの上に書いてあるのは恐らくオーナーさんの名前、その上の番号はお店の管理番号かなにか。

下は日付のスタンプですが、アーカイブスの販売日が1940年なのでもしかしたらオーバーホールかなんかでお店に持ち込んだ日とかかなぁ、、、

RELOJERIA MAURER

1930年代中期の96スティール。。

バルセロナのRELOJERIA MAURERとダブルネーム。

このMAURERというショップですが、かなり古くからある店ですが、現在はパテックの代理店から外れています。

※画像はネット上から拝借しました。

パテックのかなり古めの腕時計でこのショップ名が入っているのは他にも見たことはありますが、あまり多くはないようです。。

名前から推測するとドイツ系なのかな。。

もしかしたら大戦以降没落したのかもしれません。

上記の画像の通り現在もバルセロナにあるようですが、お店のホームページも見当たりませんでした。

価格表示について

当店のサイト上の時計の価格表示は”ASK”が多く、お客様には分かりにくくて申し訳ございません。

この”ASK”ですが、時価という事ではなく、文字通り「お問い合わせください」という意味です。

この価格表示を”ASK”にしている理由なのですが。。。

当店のお客様は実は半分以上が外国向けで、外人さんとの取引は商習慣的に”ASK”の方が都合が良い理由があるんです😥

決して敷居を高くしているわけではございませんので、どんどんお問い合わせくださいませ。

今後ともよろしくお願いします🙇‍♂️

ref.3483

ref3483、国内販売品です。

当時の登録書(保証書ではありません)とオリジナルの箱が付属します。

ケースはノンポリッシュでダイヤルはパーフェクトです。

ref.96 Steel retailed by BEYER

入荷予定の時計です。

ref.96スティールの12SC、BEYERとのダブルネームです。

来月中旬にニューヨークに行くのですが、その時に受け取る予定です。

シンプルなローマン数字とドットの組み合わせです。

ニューヨークタイムズの記事

ニューヨークタイムズにビンテージウォッチについての記事が載りました。

詳しくは以下のリンク(英語です)からご覧ください。

https://www.nytimes.com/2019/03/20/style/collectible-watches.html

内容としては、ここ数年のビンテージウォッチ(主にロレックス)の相場の高騰についての記事で、資産家にとってビンテージウォッチは投資のポートフォリオの一つとして考えて良いのではないか、みたいな事が書かれています。

個人的には腕時計を投資対象として考えることは好きではないんです。

時計を投資対象としてではなく、あくまで自分の価値観と好みで選択すれば、将来的に価格が落ちたとしても、失望はある程度は低く抑えられるのではないでしょうか、と常々お客様には話しているのですが……。

客観的に考えると、この意見はある意味、自分の仕事に対するリスクヘッジの面もあるのかもしれません。。。

話を戻して、この記事を先入観なしに読んでみると「時計を投資として捉える」という考え方もあながち間違いでは無いのかもしれないなぁと思ったりしてます。

加えて、時計の場合は株式や不動産と違って実際に自分も使用して楽しむ事が出来るというメリットもあります。

また、購入に際して例えばパートナーを説得するにも、「これは投資だから」と説明すれば、単に娯楽品よりは説得力があるかもしれません😅

ただし、時計を単なる金額的な評価だけで売買するような投資家が時計の市場に更に参入してくると、そこに群がる怪しげな人達や怪しげな時計が暗躍する可能性がますます高くなりますから、市場が健全でなくなっていく危険性も含んでいますよね。と言うか既にその傾向があるかもしれません。

最近は、かなり若い世代の人や、経験の浅い人がどんどん高額の時計を売買してたり、実際にトレーディングに従事せずに時計の情報の提供やソーシャルメディアの運営だけで飯を食っている人を見ると、なんとなく釈然としない思いを抱いたりします。

でもそれが今の潮流ですし、市場はこれからもどんどん変わっていくわけですから、流れに上手く乗る必要はなくても、少なくとも遅れないようにはしなくてはいけないかもしれないなと思って、嫌々ながら時々ソーシャルメディアにも目を通したりするようにしています😅

96プラチナ

96プラチナのバトンインデックスが入荷しました。

96のプラチナは私のデータでは大半がダイヤモンドインデックスで、おおよそ1/5がバトンインデックスになります。

ラフに見積もるとトータルで300本くらい製造され、うち50~60本位がバトンになるのかな。

ちなみにブレゲやセクターも数本はあるんですよね。

いずれにしてもバトンインデックスの個体はとても希少なのは事実です🙂

ref.2509 retailed by Guillermin & Mollet

次にサイトにアップ予定の時計です。

前にブログでも紹介してますが、バトン針の2509イエロー、保証書、箱付きです。

ケースはノンポリッシュです。

現在商談中です。

96ブレゲ

昨日SOLDとなった96イエローのブレゲですが、なんとなく他の96ブレゲと違うような印象があってちょっと見比べてみたのですが。。。

写真の下段の真ん中がその96なのですが、他の96と較べるとインデックスが外側に配置されているのが分かります。

従って、このイエローの96は他の物と較べると少し空間が広いんですね。。。強いて言えば上段右上の分表示がレイルウェイになっているものが配置的には近いのかな。。。

これも個体差なのでしょうが、見比べてみるとなかなか面白いわけでして、

また自分自身の「なんか違うな」っていう直感は改めて結構正しいなと再認識したわけであります。。

Entries

  1. 2024/11/26 ref.609
  2. 2024/11/25 ref.130
  3. 2024/11/24 今年も
  4. 2024/11/23 ナイロビの蜂
  5. 2024/11/22 ref.2406

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