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early calatrava

本日初期のカラトラバタイプをサイトにアップしました。

この時計は元々自分のコレクションにしていたのですが、ほとんど使用しないので手放すことにしました。

ムーブメントは30年の製造で販売が1931年。96の販売がスタートするのが1932年なのでそれ以前の個体になります。

まだリファレンスはついておらず、アーカイブスにはスタイルとして懐中時計のようにopen faceと記載されております。

もしかしたら懐中時計の延長のような位置づけだったのかもしれません。

もちろんType of watchはwristwatchと記載されているので、懐中時計にラグ付けした物ではなく、最初から腕時計として製造された物です。この時計が翌年の96のプロトタイプとなったのかどうかは定かではありませんが、この時計以外には似たような個体を見たことはないので、恐らく極めて少ない数しか製造されていないと思われます。

ケースナンバーは416から始まる6桁でこの数列はほとんどが懐中時計で一部30年代の角形や丸型のクロノグラフの腕時計に使用されているようです。

ダイヤルは経年変化で変色しておりますが、アンタッチのオリジナルでPATEK, PHILIPPE & Cieの表記にEberhardとのダブルネーム。

資料的にもとても貴重な腕時計だと思いますのでご興味ある方はお問い合わせください。

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  1. 2024/04/25 キスミレ
  2. 2024/04/24 ref.3479追加
  3. 2024/04/23 ref.3479
  4. 2024/04/22 八重桜
  5. 2024/04/21 ref.138

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