久しぶりの
- Category:watch
- Comment(0)
- date. 2024/06/14
実に久しぶりの96イエローのセクターダイヤル。

ダイヤルはアンタッチのオリジナル、ケースはポリッシュされていますが、悪くありません。
このタイプ(アラビック数字が小さくて、真ん中に十字が入っていない)のセクターダイヤルを扱うのは2度目。前回も今回も1939年製になります。
10年ぶりくらいでしょうか。
前回の個体はこちらからご覧ください。
実に久しぶりの96イエローのセクターダイヤル。

ダイヤルはアンタッチのオリジナル、ケースはポリッシュされていますが、悪くありません。
このタイプ(アラビック数字が小さくて、真ん中に十字が入っていない)のセクターダイヤルを扱うのは2度目。前回も今回も1939年製になります。
10年ぶりくらいでしょうか。
前回の個体はこちらからご覧ください。
ref.3479がオーバーホールから戻りました。

加えてベルトも出来てきたので合わせてます。サイズが22/14なのでかなり特殊です。
あとはバネ棒をPPJにオーダーしているのですが、こちらはまだもう少し掛かりそうです。
今回入手した時計の一つ。
ref492のブレゲ。

大型のレクタンでサイドのステップが特徴的なモデル。
久しぶりのref.492です。
アーカイブス、オーバーホールはこれからです。
ニューヨークもはや6日目。
最終日です。
一応、それなりに時計も入手してまして、まずはこちらの時計。

ref.2401のピンクオンピンクです。
実はref.2401ですが、過去に全く知られてなくて、お初に目にする時計になります。
サイズは36mmとかなり大きいです。
これから少し調査をする予定です。
今日はフィリップスのオークションでしたが、買うものは何もなく、とりあえず参加だけして様子を見てきました。

1518が出てましたが、普通のコンディションだったせいもあり、それほど価格も上がらずでした。

明日は最終日です🙂
せっかくスモセコのコメントをいただいたので更に初期の数タイプを紹介します。

いずれも段落ちタイプ。一番上は渦巻き仕上げでないこの中では一番古いデザイン、つづいて右下、そして40年代初期の右下になります。
まだ他にも96のスモセコのデザインのバージョンはありますが、比較的メジャーなのはこの辺りまでではないでしょうか。
76年にオーバーホールでケース交換されたref.96。

ちょっと違和感があってチェックしてみたのですが、ベゼルの広さが通常のもの少し少し広いようです。ノギスで測ってみたのですが、およそ0.2mm程度でした。一見ですが、ref.2545のようにも見えたりします。
昨日、インスタでTicktokで96の事を話しているマイクの動画をシェアしました。その中で彼は私の96の本の事も発言してくれていました。彼が3月にたまたま来日したときに96の本は発刊したばかりだったので、一番最初に手渡しした外人さんであります。

彼はフォロワーが多く、時計の業界では結構インフルエンサーのようですが、その動画の中でいくつか「はて?」と疑問に思うような事を言っていました。
中でも特に気になったのは:
・一つ目は40年代のパテックの99.9%のダイヤルがクリーニングされていると言っていたこと。
・二つ目はロゴがエナメルで描かれたダイヤルが”made to be cleaned” つまり、クリーニングされる前提で作られたと言っていたこと。
まず40年代のダイヤルがクリーニングされているかどうかの比率ですが、私的には7割程度ではないかなぁという感覚です。99.9%となると「全てのダイヤルがクリーニングされているに近い」という事になりますが、さすがにそんな事はあり得ません。
続いて、ダイヤルが当初からクリーニングを前提として作られた物かどうか、ですが。。。
元々時計は懐中時計から始まった訳ですが、懐中時計のダイヤルは1910年代から1920-30年代にかけて、強度やデザイン上の観点から陶製の物からロゴやインデックスをエナメルで描くような物に変わっていきました。懐中時計は基本的に腕時計のように汗などの水分の影響をほとんど受けないため、クリーニングをするという必要性がほとんど無かったはずです。
腕時計のダイヤルは懐中時計のサイズが小さくなっただけで基本的には制作方法は一緒です。
クリーニングしてもエナメルで描かれたロゴやインデックスが残るようになったのは、あくまで結果論なのではないかと考えています。というかその部分を維持するようなクリーニングを行ったというのが正しいかもしれません。いずれにしても “made to be cleaned” ではないと考えます。
マイクはフォロワーが多いので影響力があるため、彼の言葉を信じてしまう人も少なくありません。勤勉な日本のコレクターさんであれば心配無いのですが。。。。
まぁ、宣伝してくれた事は感謝でありますが。。
昨日に続いてスモセコのデザインの件。。。
変遷を画像で紹介します。

左上が一番初期のタイプで段落ちしていて渦巻き状の仕上げ。。概ね1953年頃まで見られます(一部55年の物でも見られます)。右上は2代目でフラットな二重サークルで1952年頃から1955年頃まで。左下は昨日ブログで紹介したデザイン、私の扱った時計では1956年の物でしか見られません。右下は1957年以降最後まで見られるバトン状のデザインのタイプ。
上記の年代はあくまで参考までにしてください。
先日サイトにアップした96ローズのスモセコですが、ブログへいただいたコメントで改めて調べてみて気がついたのですが、このタイプのデザインはどうやら極めて短期間だけ使用されたデザインのようです。

弊社で過去に販売した96を見てみると56年製の物で今回のローズと同じく56年製のプラチナでこのデザインがありました。
これ以前はフラットな二重サークルですし、このすぐ後はバータイプの目盛になり72年の最終モデルまで継続されます。
もう少し調査は必要ですが、このデザインはほんの1~2年の間だけかもしれません。