1970年代以降の時計の6時位置下に見られる σ swiss σ のマーク、通称シグママークですが、70年代以降のダイヤルにゴールドの素材が使われている場合等(例えばインデックス等)にこのマークが入ると言われています。

このマークですが、ご存知の方はいらっしゃるとは思いますがもう少し詳細を説明しましょう。
1971年の8月ににAPRIOR (l’Association pour la Promotion Industrielle de l’Or フランス語ですが、訳すと金産業販売促進組合みたいな感じでしょうか)が、更なる金の工業用分野への使用拡大の目的でスイスの時計メーカーやダイヤルメーカーとシンボルマークとしてこのシグママークの使用を使う事に決まりました。
パテックやロレックスはこのAPRIORに加盟していたので、アグリーメントに基づいてシグママークを自社のゴールドを使用しているダイヤルに書き込むことになったわけです。
従って、このシグママークが入っているダイヤルは確実に1971年の後半もしくは1972年以降ということになります。
つまり、もし時計の製造と販売が1971年よりも以前であって、かつダイヤルにシグママークが入っている場合は、そのダイヤルは1971年以降に交換された事になります。
稀にロゴがエナメルなのにも関わらず、シグママークが入っているものがあったりします。ロゴにエナメルが使用されていたのはリファレンスにもよりますが概ね1960年代の後半位までですから、辻褄が合わなくなりますが、これは、パテックがストックしていたロゴがエナメルのダイヤルを1971年以降にオーバーホール等の時に交換して使う事になり、その結果APRIOR とのアグリーメントに基づいてシグママークを打ち込んだ上で使用した(交換した)ということになると思います。
従って、ロゴがエナメルと言えどもシグママークが使用されている場合は1971年以降の交換ダイヤルであるということが言えると思います。
以上ご参考になればと思います。
そもそも、上の時計はダイヤルが書き直されていますね。(それも正しく書かれていないと思います‥‥。)
夜光なしのこの時代の時計に-SWISS T-表記は
不要でしたね。
私もこういう時代のcal.10の入っているようなPATEK好きです。
コメントありがとうございます。
ダイヤルは書き直しではないです。
TTは後年のトリチウムの事ではなくて、当時のダイヤル製造メーカーの職人の(マスター)頭文字です。
私も最初はそうかと思いましたが、違うそうです。
まだまだ知らない事が沢山ありますので、勉強が必要です。
これで、ありなのですか?
トリチウムのTではなく、職人の名前?
Txxxxさんだったのでしょう?
気になります。
他のバリエーションもあったのか?とか。
コメントありがとうございます。
Thiéventという人が職人の名前です。
実際に他にもあるようです。