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ref.1530スティール

本日スティールのレクタンref.1530をサイトにアップしています。

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前数字がエナメルのアラビックで針は全てブルースティール。。

とても珍しい組み合わせです。

アーカイブスにはremarkとして当該ダイヤルはアーカイブスには記載されていませんと注記されています。

最近のアーカイブスセクションのポリシーでは、アーカイブス上には現状のダイヤルをそのまま記載し、アーカイブスと現状のダイヤルが違う(もしくは何も記載されていない)場合にはリマークに上記のような注記が入ります。

この記載だと果たしてダイヤルが交換されているのか、それともたまたまアーカイブスに記載が無いのかが不明です。

少々やりにくいですが、少なくとも今回のref.1530はダイヤルと針がマッチングが完璧で時代的にも問題は無いので、(加えて極めてレアなので)弊社としては積極的に扱わせていただいております。

今日は

新着時計の紹介。。。

久しぶりのイエロー96ブレゲです。

ケースはポリッシュはされていますが、ホールマークは二カ所ともクリスプ。

ダイヤルは傷みもなく良い状態。

ブレゲ数字では比較的珍しい1950年製造のショートロゴ。

ちなみに良く議論になりますが&Coの入るロングタイプのロゴは1949年まで見られます。また&Coの入らないショートタイプは早くて1946年頃から。48~49年になるとロングとショートの割合はおおざっぱに言って半々くらいでしょうか。また1945年以前の個体は基本的に全てロングタイプになります。

またブレゲ数字は40年代が全盛で50年代に入ると特にタイムオンリーの時計ではほとんど目にする機会が無くなります。

このブログ上では何度も話題にしていますが、ブレゲ数字がトレンドでなくなったのだと思います。

3700のオーバーホールの話

今日は3700の事で神田のPPJさんにお邪魔したとき、3700のサービスの話が出て。。。

3700のケース交換をジュネーブでやってくれるらしいです。

当時のストックケースではなく新しく製造したケースだそうです。

ようは製造から40年経過していてケースに錆が発生している個体も多いので、オーバーホール時に防水機能の回復等の目的でそのような選択しもあるそうです。

よくヴィンテージのパテックで、アーカイブスに「ケースはオーバーホール時に上記ナンバーの新しい物に交換されています」とリマークの入る個体が稀にあるのですが、3700についてもそのようなリマークが入るのであれば、案外悪くないなと思ったりして。。。

ただ、ケースは良くてもダイヤルと針が新しい物になってしまうとちょっと評価が変わってきてしまうので。。。

果たして「ダイヤルとケースはそのままでケースだけケースだけ」というオーバーホールが受け入れてくれるのかどうか。。。

ちなみにケース交換はおよそ100万らしいです(ブレスは70万くらいとのこと、この価格については変更があるかもしれないのであくまで参考としてください)。

もしご興味のある方はPPJさんに直接お問い合わせください。

96プラチナダイヤ

eBayに出品されてる96プラチナ、ダイヤモンド。

96プラチナのダイヤモンドには3タイプあるんですよね。

画像の左から、一つめは通常のタイプで60個のミニッツマーカーの内側にダイヤが設置されているタイプ、そして真ん中のタイプは私の知る限りでは2個だけしか知らないのですが、ダイヤが外側に配置されているタイプ、そして右の3つめが40年代後半に数個だけ製造されたミニッツマーカーのない今回eBayで出品されたタイプ。

eBayの個体は上記のように極めて短期間だけ造られたタイプで珍しいのですが、残念ながら状態が悪すぎて。。。

残念です。

ダイヤモンドが入るとどうもエレガントになりすぎて少し敬遠しがちですが、96のプラチナだけはちょっと別格のような気がします。

今日は

新着時計の紹介。

20年代のtortoise(亀)型シェイプ。

ケースはイエローとプラチナのコンビで、イエローのベゼルとサイドには彫り物が入ります。

ダイヤルはエナメルで描かれたアラビック数字(dauphine)、針はスペードのドルフィンと装飾がこれでもかと満載の時計です。

ちなみに全てアーカイブスに明記されています。

最近は本当にearlyの時計が気になります。

職人さん泣かせですね(^^;;

UNIONまた続き

梅雨明けして一気に夏が来ました🌞

さて、ネタがないのでまたUNIONの続き😅

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裏蓋とムーブメントの構造はこのような感じになっています。

ヒンジ式で裏蓋二枚構造です。

UNION続き

先日紹介したUNIONのサイドはこんな感じです。

ご覧の通り、懐中時計のようにヒンジ構造になっております。

またベゼルはコンケーブしておりいわゆるカラトラバケースとは少しデザインが異なります。

しかしながら全体の形状的にはref.96の原型になった時計の一つであろうと推測されます。

次に欲しい時計

次に何の時計が欲しいかなぁってよく考えます。

ずっと昔はジルベールアルベールや96のセクターが欲しいとか、少し前はスティールの570が欲しいな、とかノンポリッシュの3700がいいなとか色々あったのですが、今はぱっと思いつくモデルがありません😞

よく「1518はとか2499は」とか言われるのですが、全く興味ないんですよね。

具体的にはあの時計とかはあるんですが、1本しか存在してない物ばかりだから実質不可能なんですよね。。例えば、こんなの😅

こういう時はパテックミュージアムにでも行けると、色々インスピレーションが湧いてくるのですが、当分チャンスは無さそうだし。。

こういう時はじっと我慢して昔のカタログ見たりして過ごすしましょうかね。

UNION SUIZA

以前ブログで紹介したearlyモデルがオーバーホールから戻りました。

とてもユニークな時計で似たような個体は他に見たことがありません。

サイズは約32mmと96よりもやや大きく、ヒンジ式のケースで懐中のように裏蓋が二重構造になっています。

こちらの商品も参考商品となります。

バックル変わり種

ちょっと珍しいバックル4種。。

左上から30年代初期タイプ、同じく30年代後期タイプ、左下がqpバックル、右下は通常品よりも山が強く、刻印が逆に入っているタイプ。。

全て参考商品です。

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