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3800ホワイト

3800のホワイトが入荷しました。

パッと見はSSっぽいですが、SSよりも色合いが柔らかく、また何よりも重さがかなり違います。

使用感はありますが、ブレスの伸びもなく、ケースは磨きはされていないようです。

付属品はアーカイブスのみになります。

ref.482

ref.482が入荷しました。

ref.482はスクエアでケースにサファイアのインデックスの入ったモデルで1936年から数年間だけ販売され、1950年になってまた再販されたモデルです。

こちらの画像は1930年代のカタログに掲載されたref.482です。

通常ですと425に対して2461とか、574に対して1450等、旧モデルから少しだけ形状を変えてシリーズとして販売されるケースが多いのですが、482は10年以上のブランクの後に1950年になって同じリファレンスとして恐らく24個程度再販されたのではないかと考えています。

1930年代の個体と1950年代の個体はケースナンバーが全く違うので、1930年代に余ったケースを使用したという事でも無さそうです。

1963年のカタログから

1963年のカタログでは個人的にはref.3445が少し興味を惹きました。

1963年はref.3445のデビューの年で、掲載されている写真はやはり第1世代のqpクラウンにバーインデックス表記となっています。

その他は既に持っていた1961年のカタログとそれほど目新しさは無かったけど、単純にカタログその物の造りが少し良くなっていて、パテックそのものの景気も良くなっていたのかなと推測されます。

左が1963年のカタログです。

1951年のカタログ

昨日ブログで紹介したカタログのうち、まず1951年のものから。

面白いのはパテックのロゴがロング(& Co表記)とショート(& Co無し)が混在していること。

そしてレディースのコレクションが充実していること。特にカラーで掲載されているのはレディースの数点のみ。

戦後、レディースの宝飾時計の需要が伸びて来たのかもしれません。

またプライスリストもついているのですが、一番安価なのは96で1,025スイスフラン、1518は3,465スイスフラン、そしてリストの中で一番高額なのは、なんとレディースの3043というモデルでプラチナにダイヤモンドがあしらわれた物、なんと15,700スイスフランでした。

オールドカタログ

またパテックのオールドカタログをゲットしました。

今回は1951年(右)と1963年の物。

近い年代では1944年、1951年、そして1961年とあ持っているのですが、どれとも異なり、資料的価値はとても高いです。

おいおい内容も少しずつ紹介しますね。

ref.406イエローセクター

ref.406のイエローセクターがオーバーホールから戻りました。

残念ながらこの時計はアーカイブスが出ませんでしたので格安で販売させていただきます。

近々サイトにアップする予定です。

ref.3429 ローズ

ref.3429のローズです。ピンクの発色良好です。

私の知る限りref.3429のローズは10個のみ市場で確認されております。ちなみにプラチナは3個。

オークションではトータルで1,000個製造され、ホワイトは200個、ローズは100個。。と書かれたりしていますが、それだとイエローが650個とか造られたのって事になりますが。。。

実際に市場で売り買いをしている私の主観的なイメージではイエローよりもむしろホワイトの方が多いくらい。例えば、3445に似た割合構成ではないでしょうか。

感覚的にはホワイト200,イエロー150、ローズ80、プラチナ20みたいな感じなのではないでしょうか・・。

あくまで感覚的なイメージです。。

秒針の事

以前にもブログで書きましたが、ビンテージでは秒針が社外品に替わっている物がとても多く、いつも悩まされます。

またその替わってしまっている秒針をそのまま販売している業者もとても多く、そのような個体を見ると色々な意味でとても胸が痛みます😥

ビンテージのパテックのスモセコ用の秒針として汎用的なタイプは基本的に以下の画像の4つしか存在していません。

上から順に

1.主に30年代初期くらいまでの時計に使われたブルースティールのバトンタイプでお尻が丸いポイントがつくもの

2.30年代中期頃から40年位までのフラットなタイプ

3.バトン針

4.リーフ針

それぞれに長短針との組み合わせとして明確なルールがあります。

1.の針は夜光やスペード等いずれのタイプにも組み合わせられますが、1935年以降は目にする機会が無くなります。

2.のフラットなタイプはブルースティールだけでなく、イエローや白系のゴールド製の針でも存在しています。組み合わせとしてはリーフ乃至は夜光の長短針に使用されます。

3.のバトンは長短針がバトンタイプにのみ使用されます。

4.のリーフは長短針がリーフとドルフィンのいずれにも使用されます。ただ592のSSと3417にはバトンにリーフの秒針がつくという例外があります。

以上ご購入の際の参考にしていただければと思います。

また

非売品で恐縮ですが、こんな時計を入手しました。

ref.1491のダイヤルはいわゆるギョーシェです。

EBERHARD MILANとのダブルネーム。

恐らくユニークピースだと思います☺️

パーツ用

パーツ用の時計が届きました。

ムーブメントはルクルトの10型、夜光の長短針とリューズが使えます。

なかなか手に入りにくいパーツなので、決して安い買い物ではありませんが、こういう物が出るとこまめに買い集めるようにしています。

Entries

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