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ニューヨーク2日目🗽

本日、ニューヨークは快晴。

朝はセントラルパーク内を1時間半ほどウォーキング。

走ってる人は相変わらず多いです。

午後はオークションのプレビューのはしご。

Sotheby’s さんでは2499/100が2本

いずれもほとんど同じようなコンディション。

左の方がティファニーとのダブルネームなので少し高くなるかな。

明日はローカルなオークションとクリスティーズさんのプレビューです。

紙箱

パテックから時計がオーバーホール等で戻るときに入れてくれる紙箱がありますよね。

主に海外に発送するときに仮に税関で検査になったとしても、あの箱は開け閉めが容易いなぁと思ってました。

そこで、あの形状を作ろうと思ってネットで検索して箱屋さんにお願いしたところ数社から見積もりいただいた中で、一番パフォーマンスが良かった会社にお願いし、その現物が納品されました。

パテックの箱みたいに窓は無いのですが、なかなかの出来です😊

強いて言えば、もう少し厚めの紙でも良かったかもしれません。

でもネットでやり取りしただけにしては大正解でした!

96スティール

96スティール、極めて初期物です。

左は1934年製造、右は1933年製造です。

いずれもダブルネームです。

左は追ってサイトにアップします(ホールドです)。

右は過去販売品です。

続 コメット

先日紹介したコメットシリーズですが、それこそ以前なら全く見向きもしなかったデザインの時計達です。

以前は96や570といったオーソドックスなカラトラバケースに面白いデザインのダイヤルの物にばかり目がいってましたが、ここ数ヶ月なんか変わったデザインのケースの時計が気になり始めまして……

それが先日久しぶりにジュネーブのパテックミュージアムに行ったら、それこそ丸型から角型まで変わったデザインのリファレンスが沢山展示してあって、やはりこういう変わったデザインの時計もパテックも重視しているのだなと再認識したりしている次第です。

ということで、最近色々研究しているのですが、例えばこのref.1550は、ミュージアムにも一つ展示されております。

この画像はアンティコルムさんの1989年のカタログから抜粋した物なのですが、同じ個体が2004年のクリスティーズさんでも出品されていて、恐らくミュージアムの個体はこの時計なのではないかと推測しております。

この1550は市場ではどうやら3個の現存が確認されているようで、そのうち一つはナチスのゲーリング元帥の所有物だったそうなんです。

ネット上で色々調べてみたのですが、残念ながらゲーリング元帥の1550は検索には引っかかりませんでした。

いずれにしてもこのコメットシリーズ、それぞれが数個しか製造(販売)されていないので、なかなか手に入れることは難しそうですが、探していればそのうちに目にする機会もあるかもしれませんので、気長に待つことにします。

コメット

通称コメットと呼ばれるリファレンスがあります。

多分ほとんどの方はご存知無いと思います。

それらは5つのリファレンスで1942年から数年(もしかしたら1942年のみ)製造されました。

その5つのリファレンスは

ですが、全てがフーデッドのラグで特徴的な形状をしています。

そのダイヤルデザインがあたかも星図のようなので、「コメット」と呼ばれてます。

私の知る限りでは1540が2個、1545は1個、1550はミュージアムに1個、1551は2個、1548はこの画像のみしか現存が確認されていません。

1942年ですので第二次世界大戦中です。

時代的にこのデザインはあまり受け入れられなかったのだと思もわれ、極めて少数のみ製造されて姿を消しました。

後にも先にもこのような特徴的なデザインのリファレンスはこの5タイプのみです🙂

2457ローズ

関東地方は本日大雨になっております。

昼過ぎまではピークが続くようですので皆様お気を付けください。

さて、本日2457ローズをサイトにアップしております。

ノンポリッシュのケースで状態はとても良いです(^^)。

現在商談中です。。

2533夜光

今日は新着時計のご紹介。

ref.2533イエローです。

ケースはノンポリッシュでダイヤルもアンタッチのオリジナル。

しばらく使われずに保管されていたようで、ダイヤルに夜光の焼けが見られます。

ケースはツーピースのスクリューバック、実用性の高い時計です🙂

ref.493 Cartier

昨日無事帰国しました。

早速新入荷のご紹介。

ref493プラチナのカルティエです。

ダイヤルはツートーン。。

カルティエだけのサインのパテックは極めて希少です。

これからオーバーホールになります。

ジュネーブ5日目

本日はクリスティーズのオークション。

いくらになるのか興味があった96セクターはプレミアム込みで10万スイスフラン弱。

何人もの同業者やコレクターからこの時計について意見を聞かれたり、入札するのかどうかも聞かれましたが、一応正直に時計そのものは良いけど、秒針のお尻が折れてるのが気になると説明しました。

ハンマーで10万オーバーを予想してた人は多かったようですが、結果的にはそれほど値上がりしませんでした。

一方、オークションのトリの二本だった2497と2499のイエローはいずれも不落札。

2499はエスティメート(50〜80万スイスフラン)が高すたのが原因で、2497はサザビーズのピンク(下の画像)

が良すぎた(98万スイスフラン)のでその反動とかもあるのかな。それにしてもクリスティーズのはエスティメートが16〜26万スイスフランとかなり低かったのに、って感じです。やはり特に高額品は状態に少しでも問題があると売れない傾向にあるようです。

ということで全日程終了。

明日の朝のフライトでヘルシンキ経由で帰国します。

Entries

  1. 2024/11/26 ref.609
  2. 2024/11/25 ref.130
  3. 2024/11/24 今年も
  4. 2024/11/23 ナイロビの蜂
  5. 2024/11/22 ref.2406

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