PHILLIPSから
- Category:watch
- Comment(0)
- date. 2020/11/07
PHILLIPS のブラックセクターはハンマーSfr300,000で落札されました。
ダイヤルが問題なければ25〜30万辺りかなと思っていたので、ある意味予想通りかな。
最後は電話でイタリア人とアジア人の競合だったようです。
実際にその価値があるかどうかは別にして、確か96としては最高値ではないでしょうか。
PHILLIPS のブラックセクターはハンマーSfr300,000で落札されました。
ダイヤルが問題なければ25〜30万辺りかなと思っていたので、ある意味予想通りかな。
最後は電話でイタリア人とアジア人の競合だったようです。
実際にその価値があるかどうかは別にして、確か96としては最高値ではないでしょうか。
ref.130はパテックの代表的なビンテージのクロノグラフですが、おおよそ1,500個程度製造されたと言われています。
大半が1950年以前に製造されたため、残っている物で状態の良い物は決して多くはありません。
ケースが磨かれている物、ダイヤルが傷んでいる物、そして一番多いのが針が違っている物。。。
おおざっぱに言うと現存している物の半分はどれかしら針が違うかもしれません。
そんな状況もあるので良い個体を入手するのは難しいため、なかなか仕入はしにくい感じです。
とは言っても良い物があれば積極的に仕入したいとは思っています。
ギャラリーを見ても過去に16本だけ。
実際はギャラリーに未掲載の物もあるのでそれでも20本弱です。
今年でこの仕事を始めて15年なので年1本強ですね(^^;
頑張ります(^^)/
新着の時計。。
3445イエローのノンポリッシュ。。
先日はブラックダイヤルでしたが、今回の時計はいわゆる通常のダイヤルです。
ご存じとは思いますが、3445はホワイトが一番多くてイエローはそれほど多くはありません(^^)
これからオーバーホールです。
PHILLIPSのジュネーブで出品されるブラックセクターですが、一応クリスタル(風防)を外した画像をもらってみました。
気になる点はいくつか。。。
1. 12/3/6/9はアプライドのインデックスなのですが、インデックス周囲の穴(インデックスをダイヤルに取り付ける為のもの)が大きいように思われる(過去に取り外した痕か??)。
2.古いダイヤルに良く見られる、ダイヤルの(周囲の)端に全く傷みが見られない。
3.裏蓋は酸化により腐食が見られる割にはダイヤルの傷みが殆ど無い
等です。
ダイヤルを外して裏の画像をもらえればもう少し分かるのですが。。。
秒針が他社製であると言う事は、少なくとも過去にパテックではない第三者がオーバーホールを行った事になりますし、サイトの画像を見ても長短針にも腐食が目立つ割にはダイヤルに傷みがほとんど見られないと言う点も少し疑問です。。
ただ、現物も見ていないし、ダメとも大丈夫とも断言出来ません。。
入札をお考えの方もいらっしゃるでしょうし、上記はあくまで参考程度としてお考えください。
時間をもてあましたので昔のオークションでスマホで撮っていた時計を見てました。
毎回一応ハイライト系の時計(つまり複雑時計ですね)は撮影しているのですが、パーッと見た中ではこれが一番良いかなと。。。
541のスティール、ブラックダイヤル、FRECCEROとのダブルネームです。2014年5月のクリスティーズに出品されていた時計です。
こう考えると今の自分のmost favouriteはタイムオンリーでスティールにブラックダイヤルなのかなと再認識。。
またこんな時計に出会えるチャンスがあると良いのですけどねぇ。。。
昨日紹介した3445イエローのブラックローマン。。
過去にホワイトの同じタイプがSotheby’sで出たと書きましたが。。。
そのオークションは2013年のジュネーブの5月なのですが、念のため昔の画像を調べてみたら、現物見て画像も撮っていました。
上の画像の左から二つ目。当時は全く気にもとめなかった。
落札価格は結構安かったのに。。。
なんで気にとめなかったのかな。
こういうことはこの時計に限らずいっぱいありますけどね😅
3445イエローのブラックローマン。。
とても珍しいダイヤルです。
過去にはホワイトで全く同じダイヤルがSotheby’sで出たことがありますが、イエローでは初めて。
その個体はケースナンバーがずっと後年なので特にシリーズで販売されたわけでは無さそうです。
ミニッツマーカーが無いためインデックスが比較的外側に配置されており、通常の3445よりも大きい印象があります。
とても特徴的なデザインです。
40〜50年代のFRECCEROの箱にFRECCEROの96を入れて。。
この箱、中のホルダー無かったのですがちょうど良さそうな物を見つけて、似たような布を巻いて見栄え良くしてみました。
撮影用などに使えそうです😏
極めて状態の良いホワイトの570です。
ケースはノンポリッシュでダイヤルはエナメルでアンタッチです。
製造販売は1963年です。
11月のジュネーブオークションの先陣を切ってPHILLIPSのカタログが届きました。
今回はPHILLIPSとANTIQUORUMのみ実際にフロアでオークションが開催され、Christie’sとSotheby’sはオンラインのみとなるようです。
PHILLIPSさんのカタログを改めて見て、色々思うところありです。。
やっぱり現地に行けないのがとても悲しいです😭
気になる時計がありましたら直接各社にお問い合わせになるのが一番ですが、加えて客観的なご意見をお求めでしたら遠慮なくお問い合わせくださいませ。