トノー型
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- date. 2017/04/30
現在オーバーホール中の1915年製造のオールドトノー。
10型の2針で美しいブルースティールのスペードハンド🙂
アーカイブス上には’flinque’ external oval と記載されてあります。
文字盤の外周のいわゆる波目模様の事ですね。
当時はメンズ用として製造された時計ですが、ベルトが細いのでレディースっぽい感じがします。
オールドパテックの美しい時計の一つです。
現在オーバーホール中の1915年製造のオールドトノー。
10型の2針で美しいブルースティールのスペードハンド🙂
アーカイブス上には’flinque’ external oval と記載されてあります。
文字盤の外周のいわゆる波目模様の事ですね。
当時はメンズ用として製造された時計ですが、ベルトが細いのでレディースっぽい感じがします。
オールドパテックの美しい時計の一つです。
5月中旬のジュネーブオークションのカタログがほぼ出そろったようです。
個人的に一番の目玉はChristie’sさんのref.2497のブラック。。
この時計は2015年の11月にやはりChristie’sさんで出品され、オークションの当日に出品者のトラブルで急きょ取りやめになったいわくつきの時計です。
その時の内容はこちらのブログからご覧ください。
ところで気になることが一つ。
今回Antiquorumさんのオークションが開催されないかもしれません。。
なかなかカタログが掲載されないなぁと思っていたら、サイト上で数日前からジュネーブのスケジュールが消えて、次回のオークションは6月のニューヨークでとアナウンスされています。。
もし中止となるとせめてなんかしら告知して欲しい物ですが。。。
ここ数年全盛時の勢いを完全に失っている同社ですが、それでも時々ピカッと光るような時計が出品されるので、期待はしていたのですが。。。
元々時計だけのオークションで回数が多すぎるなとは思っていたのですが、ジュネーブはやっぱり時計オークションの本場中の本場ですからね、ここを外してほしくないのですが。。。
今後の同社からのアナウンスには要注目といった感じです。
ref.1543は40年代の時計としては大型でまたあまり目にする機会の少ないリファレンスです。
ケースデザインだけでなくダイヤルも変わったタイプで当時としては結構斬新なデザインだったのではないでしょうか。。。
先日サイトにアップした懐中のref.617ですが、もともと在庫していたブレゲダイヤルの懐中と同じリファレンスである事に気がついて、アーカイブスを見比べてみたら……
なんとケースナンバーとムーブメントナンバー共に4番違いで、製造年は一緒で販売日は10日違い…。
いずれもスティールとローズのコンビ。
恐らくはまとめて数個製造された内の二個なんでしょう。
1940年の9月にそれぞれ別の道を歩き始めて改めて日本で再会した、というわけです。
二個ともとっても状態も良く、きっとお互いにお互いを称えあってる事と想像します🙂
あんまりセンチメンタルな方では無いのですが、少し感慨深い物を感じます😌
2461は425の後継モデルである事は言うまでも有りませんが、なかなか較べてみる機会が無かったのですが、今回同じメタルで且つ同じデザインの物を並べてみることが出来ました。
斜めに並べてみたので互いが分かりにくいかもしれませんが……
左が2461で右が425、いずれもプラチナにダイヤモンドインデックスです。
実際にサイズを測ってみると2461が42×22でラグ幅が19㎜、一方の425は43×20でラグ幅が17㎜になります。
文献だと425は40㎜とか書いてあったりするのですが、実は2461よりも425の方が長いのだという事がわかります。
事実、視認的にも425の方が長細い印象を受けるのも自然なことなのでしょう。
親不知ですが、痛み止めを飲んでいるせいでしょうか、痛みは治まっておりますが、腫れがひどいです(^^;;
でもあと数日もすればそれも収まるでしょう。。
でもこんな思いをしてまで抜かなければならない親不知ってなんで生えてくるんでしょうね。。
何らかの意味があるのかな。。
ちなみに親不知は英語ではa wisdom Toothと言います。直訳すると「知恵の歯」。。。
調べてみると「物事の分別がつく年頃になって生えてくる歯であることに由来する」らしいです。
そして落ち着いたら残りの左の2本を抜かなくてはなりません。。
憂鬱だな(~。~)。。。
さて、話は変わって新着時計のご紹介。。
今日の時計はスティールとピンクのコンビの懐中時計。。
ちょうど似たようなデザインと腕時計があったので記念撮影。。
ビンテージではコンビ物は圧倒的にスティールとピンクの組み合わせが多いようです。。
何故かイエローとの組み合わせは少数派です。。
確かに比べてみると白ピンクの方が少し温かみが出るような感じがしないでもありませんな。。
とても状態の良いイエローの2461です。
ケースはノンポリッシュでクリスタルもオリジナルです🙂
前に紹介したref.3732オニキスダイヤルがオーバーホールから戻りました。
保証書にはTaller Suizoという販売店のスタンプが押してあります。
住所からすると恐らくベネズエラのようですが、現在は正規店として登録されてないようです。
1979年の販売ですね。
薄型の典型的な70年代の時計です。
こういう時計も最近は’cool’という評価になって来ています🙂
イエローゴールドの大型のレクタングル、ref.492のブレゲダイヤル……
段差のついたケースも魅力です。
ビンテージウォッチが流行りだした当時はマニア垂涎の的とも言える時計でした。
これからオーバーホールになります。
帰国後どうもあいにくの天気が続いております。
この様子では桜も散ってしまいそうです😢
私は税務署から要請の書類の整備に朝からファイルやデータとにらめっこしコピーしまくり状態です😣
さて話は変わって……
今日は先日の出張でゲットした96スティールのご紹介。
ツートーンダイヤルのシンプルなデザインのタイプ。
隣にほぼ同じデザインの570を並べてみましたが、インデックスのサイズが一緒なので96の方がバランスが取れているのは言うまでもありません。
これからオーバーホールでアーカイブスは申請済みです。