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BLOG - 投稿者: onbehalf

また

過去販売の時計から。。

こちらは2488のブラックダイヤル。

1954年製造です。

過去にブログでも何回か書きましたが、1940年の中期以降になるとブラックダイヤルはほとんど目にする機会が無くなります。

50年代以降はその傾向が顕著で現存する物は極めて稀少です。

私も過去には96が1本、この2488がイエローとローズで2本、2483が1本、2551が1本、そして2555が1本のみです。

そしてアーカイブスにもブラックと記載されていない物(not mentionedもしくはインデックスの仕様のみ)がほとんどになります。

30〜40年代のブラックダイヤルの物は割と傷んでいるものが多いですが、50年代以降の物は案外状態の良い物が多いので、状態の良いブラックダイヤルを楽しみたいという方には50年代以降の物はオススメです🙋‍♂️

 

2491ローズ

サイトに掲載する前に販売した時計もギャラリーにあげるようにはしていたのですが、この時計だけ撮影から漏れていました。

本当にアートのような時計です。

ピンクオンピンクでギョーシェ加工のダイヤルも美しいです。

この時計の出所はFRECCEROのあるウルグアイの業者さんから。。

この業者さんは時々ビンテージを紹介してくれますが、かつて南米はパテックの販売店が多数ありました。

ウルグアイのFRECCEROやベネズエラのSerpico Y Laino等は今でもビンテージパテックのダブルネームとしてよく見ることが出来ます。

いまはほとんどが外国に流れてしまっているようですが、この時計のように国内にそのまま残っている物も稀にあるようです(^^)

昔の広告から

ほぼ同じ時計が1930年代中期の広告に掲載されています。

クリスマスのプレゼントにどうでしょうか的な広告でしょうか。。

当時としてはまさに流行りのデザインだったんでしょう🎁

新入荷

新着時計のお知らせです。

30年代のレクタン、ブラックエナメルインデックスです。

ブルースティールの針もインパクトあります。

これからオーバーホールです。

モノクローム

考えてみると……

ピンクオンピンクのパテックって案外あるけど、

イエローのモノクロームの物って案外少なかったりしてます。

なんでかなぁ

ピンクにシルバーダイヤルだとイエローとの差別化が難しかったからとかでしょうか。

もしくは単にトレンドかそれともピンクオンピンクが好まれるようなマーケットがあったのかな。

今日は

空港の近くで久しぶりのゴルフ。

前半はひどいもんでしたが、後半は少しだけ持ち直しました😅

コロナ禍で久しぶりに再会したお友達もとても元気そうでした😊

日日是好日

昨日BSで「日日是好日」を観ました。

以前、機内で観た時に良い映画だなって思ったので、二度目です。。。

前回は、この映画って茶道を通して主人公の女性が成長していく様を描いてるんだよね、ああ「日本ってやっぱり良いなぁ」とか思っていたのですが、昨日観て改めて感じた事がありました。

人って二十歳前後から大人になっていく過程で、「自分は何者なのかな」、「どんな仕事が向いているのかな」、「何が出来るのかな」って悩んだりしますよね。

そうやって過ごしていく中で挫折したり、傷ついたり、そして時には喜んだりしながら、徐々に成熟していくと思うんですけど、この映画は、そういった青春から青年期にかけての少し脆い精神状態を、主人公の女性を通してうまく描いているんじゃないかなぁ、って感じました。

この映画から何を受け取るかは人それぞれだと思いますが、私が受け取ったのは、自分が成長していく過程で、特別な何かを見つけたり達成してしたりできなくてもそれはそれで良い事として受け入れなさいって事かなぁ…。

つまり、そういったことを茶道を通して(日本の伝統と美を通して)伝えようとしていたのかな。。

それと余談ですが、主人公の女性が子供の時にイタリア映画の「道」を観て、全く分からなかったけど、大人になって観てみたらとても良かったと言ってました。

私も子供の頃にやはり「道」を観てとてもどんよりした気持ちになったことを覚えています。

それ以来観たこと無いのですが、今度もう一回観てみようかなって思ってます。

ブラックダイヤルに茶色のベルト

来月のPHILLIPSのジュネーブに96スティールのブラックセクターのセンターセコンドが出るみたいで、その時計が明るい茶色のベルトを合わせているのですが、「あれ、案外悪くないな」と思って、手持ちのスティール96ブラックにも茶色のベルトを合わせてみましたが、確かに悪くないです。

もともとブラックダイヤルには黒のベルトを合わせないとっていう概念があって、この時計にもずっと黒のクロコを合わせていたのですが、何故か時計その物が小さく見えてしまって「うーん」と思っていたのですが。。。

ただ茶色でもダークブラウンだと合わなくて、明るい茶色でもクロコだとなんか野暮ったくて、こんな感じのカジュアルなコードバンのベルトが(個人的には)一番合うような気がしました。

興味のある方は、是非ブラックに明るめの茶色を試してみてください(^^)

2451ブレゲ

昨日インスタグラムに2451イエローのブレゲティファニーを載せたらかなりの反響がありました。

主に国外からですが価格の問い合わせが20件強。。

この時計、以前ブログでも紹介した時計ですが、アーカイブスが取れませんでした。

インスタグラムのメッセージのやり取りで価格とアーカイブスが取れない旨説明したところ、「なんでアーカイブスが取れないのか」とかひどい場合は「本物か」などの質問が来ました(^^;

念のためおさらいですが、アーカイブスが取得出来ない理由は現段階では一つだけです。

パテックはアーカイブをムーブメントナンバーで管理しており、当該時計のケースナンバーが、パテックのアーカイブ上のケースナンバーと異なることがその理由です。

ここで「現段階では」と書いたのは、過去にアーカイブスの申請に際して画像添付が義務づけられたときにアーカイブ上のダイヤルと、申請した時計のダイヤルに違いがある場合に発行がされなかった事がありましたが、現在はムーブメントとケースのナンバーが合っていれば発行されるようになっています。また将来的にルールが変わる可能性があるので、あえて「現段階では」としました。

話は戻りますが、アーカイブスが取得出来ない(発行されない)理由は上記の通り一つだけで、だからといってフェイクであるというわけではありませんし、事実この2451はパテックのジュネーブでオーバーホールされております。

ちょっと調べてみると、私はここ数年、年間40-50本の時計のアーカイブスを申請しますが、その内3-4本はアーカイブスが発行されないことがあります。確率は1割弱。

では何故パテックのアーカイブと現物のナンバーに違いが出てきてしまうのでしょうか?

その理由は:

1.正規販売店が顧客に販売する前に何らかの理由で入れ替えを行った

2.後年にビンテージのマーケットが確率され、アーカイブスの取得がマストでなかったときに販売業者乃至はコレクターが何らかの理由で入れ替えを行った

と言う事になります。

この2451は一応アーカイブスが取れない前提で販売させていただきます。

ムーブメントは前述の通りジュネーブでオーバーホールしており6月に戻ってます。

近々サイトにも載せる予定ですが、価格は148万円(税込)です。

もしご興味のある方がいらっしゃいましたらお問い合わせくださいませ。

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