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ref.570

ONbeHALFを始めたのが2006年のことですが、始めて割とすぐの段階で販売した時計がオーバーホールで一旦戻りました。

570ホワイトのスリートーンブレゲです。。

img_9039

アーカイブスにはブレゲの記載はありませんが、50年代以降のアーカイブスはダイヤルについての記載が残っていない物も多いですからね。。

この570の製造は1956年で、時はすでにブレゲ数字がトレンドではなくなっていた時代です。とはいえ、他にも稀にブレゲ数字が入っている個体も存在しております。

例えば当店が過去に販売したref.3439や、2014年にクリスティーズで販売されたref.570等々。。

これらの時計にはいずれもドルフィンハンドが組み合わされております。もちろん50年代中期以降に作られた物でも、2526等ブレゲ数字にリーフハンドがセットされている物もあります。

従来より、ブレゲ数字にはスペードハンドかリーフハンドという組み合わせが妥当であると言われております。

確かに、ブレゲが多数見られた40年代まではその考え方でも正しいかもしれません。

コレクターの好みとして「リーフの方が良いよね」って言うのは自由ですが、50年代中期以降の時計に「ドルフィンだとおかしい」と言い切るのは少し乱暴かもしれません。

まだまだ分からない事がたくさんある世界で、だからこそ面白いと言えるのかもしれませんね。

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