ref.524
- Category:watch
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- date. 2024/09/27
こんな時計をインスタで見つけて早速持ち主に問い合わせたのですが、残年ながら金額的に全くかけ離れていました。。
この時計はref.524というのですが、過去に1本だけスティールにブラックダイヤルの物を扱ったことがあります。
この時計は、いくつかある売らなければ良かった時計の内の間違いなく1本に該当します😥
こんな時計をインスタで見つけて早速持ち主に問い合わせたのですが、残年ながら金額的に全くかけ離れていました。。
この時計はref.524というのですが、過去に1本だけスティールにブラックダイヤルの物を扱ったことがあります。
この時計は、いくつかある売らなければ良かった時計の内の間違いなく1本に該当します😥
アルゼンチンはブエノスアイレスにあるWalser Waldの箱。
パテックのビンテージの箱も多数見てきましたが、こんなタイプは初めてです。
グリーンのビロード状の外装です🙂
造りはとてもしっかりしていて状態も良いです🙂
ref.96 Yellowがオーバーホールから戻りました。
現在アーカイブス待ちです。
そろそろ来る予定なのですが(^^;
ref.2594がオーバーホールから戻りました。
ref.2594は1963年のカタログには3種類掲載されています。
枝番がついて1,5,7と掲載されていますが、ベゼルの仕上げが異なっているのが分かります。他方このカタログに掲載されていない枝番2,3,4,6も存在するのでしょうか。。。
ちなみに今回の個体は1958年製造のref.2594で、枝番はついていません。ベゼルの仕上げはサークルフィニッシュとなっています。
ちなみに1961年のカタログには枝番無しのref.2594が掲載されておりますが、このカタログではベゼルの仕上げまでは分かりません。
Sotheby’s に復帰したサムが来ているということで、ちょっと会ってきました。
ジュネーブのシングルオーナーのセールのハイライトも数本来てました。
サムは数年オークション業界を離れてましたが、今年になりSotheby’s のヘッドとして復帰しました。
Christie’s にいた頃からなのでもう長い事になります。
相変わらず良いやつでした🙂
Sotheby’s での更なる活躍を期待してます。
このバックル0.800の刻印があります。
よく見るとバネ棒部分にも0.800が刻印されています。19金という事になります。。
わざわざ0.800のバックルを製造した理由があったのだと思いますが、ポルトガル製とかなのでしょうか。。。
昨日の続きです。
昨日は感覚的なデータを書きましたが、実際に弊社が過去に販売したref.96のメタル別の販売比率を調べてみました。
その結果…
トータルで230本の96を販売しており、内イエローとスティールがそれぞれ約40%ずつ、ローズは13%、プラチナとホワイトが3.5%ずつとなりました。
個人的にスティールに偏重する傾向はあり、特にケースの状態がイエローよりもスティールの物の方が良い物が多いので、結果的にスティールの販売数が増える傾向はあるかとは思いますが、それでも感覚よりもはるかにスティールの割合が多かったですし、逆にローズの比率がはるかに低かったです。
もしかすると、昨日のブログで先に書いたコンサルの方の数字の方が現実に近いかもしれませんな🤔
ref.96の製造本数について、
トータルを約1万本として:
• Yellow gold (Ref. 96 J), approximately 5,600 pieces, of which around 1,000 pieces are with center-seconds.
• Pink gold (Ref. 96 R), approximately 1,050 pieces, of which around 160 pieces are with center-seconds.
• White gold (Ref. 96 G), approximately 120 pieces.
• Platinum (Ref. 96 P), approximately 530 pieces, of which around 10 or 12 pieces are with center-seconds.
• Stainless steel (Ref. 96 A), approximately 2,700 pieces, of which around 500 pieces are with center-seconds. 180 to 200 are steel and gold.
とありました。
出所はオークション会社のコンサルをしているところだと思います。
他方、実業をしている私の感覚的には仮にトータルを1万本とすると:
イエロー: 6,000~7,000
ローズ: 1,000~1,250
ホワイト: 50~100
プラチナ: 400~500
スティール: 1,500~2,000
みたいな感じがします。
あくまで感覚的な物ですが、先述のデータと大きく異なるのはスティールの本数を2,700ではなく1,500~2,000としている点ですが、これはスティールが1950年を境にほとんど製造されていない事が理由です。他方、イエローは一貫して多く製造されており、特に1950年以降は9割方イエローではないでしょうか。一方でセンターセコンドは12scの製造本数がおよそトータルで2,000本なので、他のリファレンスも含めると96だけで8割を占めるというのは少し多すぎるような感じがします。せいぜい多くて1,500本程度と推測します。
あくまで参考としていただけますと幸いです。いずれにしてもホワイトが極端に少ないのは間違いありません。
個人的に30年代の時計が好きで、ふと思いついて非売品の時計や販売済みでまだ渡していない時計を貸金庫から取り出して撮影してインスタのストーリーにアップしところ、けっこうな反響がありまして、買いたいという問い合わせがたくさん来ました。
私が時計の商売を始めて最初の頃からの知り合いの香港のコレクターさんからまた本を出すのみたいに聞かれたらして、なるほどそれもありかなとか一瞬考えたりしてますが、96よりも集めるのが大変そうなので、まぁ無理だろうなと……。
最近同業者のEさんから譲っていただいたこちらはref.457とか。。。
こちらは非売品のref.439。
このref.439が一番問い合わせが多かったですね🙂
今のところ手放す予定はございません🙇♂️
新着時計です。
とても珍しいイエローのref.2406,アラビックインデックスです。
ref.2406は35mmの大型ケースでラグ幅は20mm。
もともと製造個数の多くないref.2406ですが、通常12時にアラビック数字が入り、3時と9時にドット、あとはバーインデックスの組み合わせのデザインになります。ブレゲインデックスの物も数個は存在していますが、アラビック数字が入っている個体はもしかしたらユニークピースかもしれません。
ケースの状態は良好、ダイヤルはアンタッチと思われます。
アーカイブスはオーダー済み、オーバーホールはこれからです。