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BLOG - Book

カフカ

かなり昔読んだカフカの「変身」を読み直しています。

日中はカフカを読み、夜は寝る前に安部公房の「他人の顔」を読んでます。

少し頭がおかしくなりそうです(^^;

次は、普通(?)の小説を読むことにします😑

安部公房

最近安部公房を読んでます。

20代の頃に「砂の女」を読んだ時はどんよりと暗い気持ちになったのでそれ以来敬遠していたのですが、今回「箱男」から始めて、再び「砂の女」、そして今は「壁」です。

「砂の女」は今回は途中までは辛かったのですが、読み進めると良くなってきて後半は引き込まれました。「壁」はまだ途中ですが、あくまで主観ですが、村上春樹はこの作品に何がしかの影響受けているんじゃ無いかなと思ったりしてます(村上春樹が影響を受けた作家には安部公房は入ってないようです)…。

蚕の王

最近読んだ安東能明の「蚕の王」はなかなか衝撃的な内容でした。

昭和20年代に静岡県警で横行してた拷問捜査とそれによる冤罪、実在の人物と事件の事実に基づく小説です。

この静岡県警の拷問捜査の流れが袴田事件にもつながっていった可能性は大きいです。

いう戦後の日本の捜査はこんな感じでもあったんだろうなと衝撃です。

最後に筆者が真犯人について書いているのですが、もしかしたらこの部分を最初に読んでから読み進める方が登場人物の繋がりが分かりやすいかもしれません。

もし興味のある方がいらしたら是非読んでみてください。

ナイロビの蜂

ル・カレの「ナイロビの蜂」を読みました。2001年の作品なのでそれほど新しい作品ではありません。

また2005年に映画化もされています。

スパイ物ではありませんが、ル・カレの作品の中では名作の一つになるのではないでしょうか🙂

また、ル・カレの作品の特徴でもある😅読みにくさもあまりありません。

むしろ比較的読みやすい方かもです。

では来月ニューヨークに行くときに映画をレンタルして観ようかと思ったのですが、iTunes 見当たりませんでした😥

残念です😞

パナマの仕立屋

ジョン・ル・カレの「パナマの仕立屋(”The Tailor of Panama”)」を読んでいます。

2001年に映画化もされているのでもしかしたらご覧になってる方もいらっしゃるかもしれません。

小説そのものは1997年に発表された物で、1999年にアメリカからパナマに返還されたパナマ運河を巡っての物語。

まだ最後まで読み終えていないのですが、小説の中には日本が結構出てきます。パナマ運河の覇権を日本も狙っているという設定です。1997年に発表された小説なので時代背景的には1995年頃になるのかと思います。

この小説を読んでいて1990年代中期は日本もまだまだ国際競争力があった時代なんだなと、なんとなく懐かしい感じがしました。その頃、私はちょうどシドニーに駐在していて、バブルは崩壊してはいましたが、まだその余韻が少しあったりして、そこまで景気の悪さを実感出来ていませんでした。

話は変わって、昨日たまたま日本に駐在しているイタリア人がお店に来てまして、彼はある企業のアジアパシフィックのマネージメントをしているそうで、日本に来る前には他のアジア諸国での駐在やビジネスの経験もあり、それらの諸国と較べると日本人はとても保守的で変化を嫌い、また外人とのビジネスが苦手だと言っていました。昔は世界でもトップの国だったのにね。。とも。。。。

今は昔の事ですね。。。

読書

先日ブログで取り上げた「百年の孤独」ですが、しばらく苦戦してましたが最近ようやく慣れて来ました。

今月末からヨーロッパに出張なのですが、その前には読み終わりそうです。

一方、同時進行していたル・カレの遺作「シルバービュー荘にて」ですが、なかなかル・カレらしくて面白かったです。

オススメです🙂

百年の孤独

百年の孤独と言っても焼酎ではありません😅

最近文庫化されたG・ガルシア=マルケスの小説です。

先日私も入手しまして読み始めています。まだ数ページしか読んでませんが、何となく島崎藤村の夜明け前のような感じがしています(数ページ読んだ状態の初期の感想ですのでどうか悪しからず)。

文字数も多く、難解な言葉については巻末に注解もあるので少し手こずりそうですが、読み進めてみます(^^)

ポール・オースター

最近、今年の4月に亡くなったポール・オースターの作品を読み直してます。

だいぶ昔に読んだのですが、また新たに買い直して読んでます。

特にこの闇の中の男や写字室の男は老人が主人公の話で、若い時に読んだ時とは全く異なる感じ方があります。

昔読めなかった本が読めるようになったり、逆に、昔面白かった本が全然面白くなくなったり、歳をとると感受性も変化していくものです。

時計の好みも変わるし、そういった事も歳をとることの楽しさのひとつかもしれません。

サリンジャー

何十年ぶりにサリンジャーの「ライ麦畑で捕まえて」を読み直しました。

最近村上春樹にはまっているので、村上春樹の翻訳バージョンです。

最初は内容忘れてましたが、読み進めていくうちに思い出しました。。

こうして改めて読んでみると「ノルウェイの森」なんか結構この本の影響を受けているなとか思ったりしてます。

96 BOOK

おかげさまで96BOOKは完売となりました🙇‍♂️

ただし一部事前にご予約していただいているお客様の部数はまだキープしております。

今思うともう少し部数を多くしておいても良かったかなとも思います。。。

海外への発送がまだ数日続きますが、来週辺りからなんとか日常に戻れそうです。

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  1. 2025/03/25 今日は
  2. 2025/03/24 京橋
  3. 2025/03/23 以前
  4. 2025/03/22 ref.565スティール
  5. 2025/03/21 ref.1441

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