また96
- Category:watch
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- date. 2024/06/02
76年にオーバーホールでケース交換されたref.96。

ちょっと違和感があってチェックしてみたのですが、ベゼルの広さが通常のもの少し少し広いようです。ノギスで測ってみたのですが、およそ0.2mm程度でした。一見ですが、ref.2545のようにも見えたりします。
76年にオーバーホールでケース交換されたref.96。

ちょっと違和感があってチェックしてみたのですが、ベゼルの広さが通常のもの少し少し広いようです。ノギスで測ってみたのですが、およそ0.2mm程度でした。一見ですが、ref.2545のようにも見えたりします。
昨日、インスタでTicktokで96の事を話しているマイクの動画をシェアしました。その中で彼は私の96の本の事も発言してくれていました。彼が3月にたまたま来日したときに96の本は発刊したばかりだったので、一番最初に手渡しした外人さんであります。

彼はフォロワーが多く、時計の業界では結構インフルエンサーのようですが、その動画の中でいくつか「はて?」と疑問に思うような事を言っていました。
中でも特に気になったのは:
・一つ目は40年代のパテックの99.9%のダイヤルがクリーニングされていると言っていたこと。
・二つ目はロゴがエナメルで描かれたダイヤルが”made to be cleaned” つまり、クリーニングされる前提で作られたと言っていたこと。
まず40年代のダイヤルがクリーニングされているかどうかの比率ですが、私的には7割程度ではないかなぁという感覚です。99.9%となると「全てのダイヤルがクリーニングされているに近い」という事になりますが、さすがにそんな事はあり得ません。
続いて、ダイヤルが当初からクリーニングを前提として作られた物かどうか、ですが。。。
元々時計は懐中時計から始まった訳ですが、懐中時計のダイヤルは1910年代から1920-30年代にかけて、強度やデザイン上の観点から陶製の物からロゴやインデックスをエナメルで描くような物に変わっていきました。懐中時計は基本的に腕時計のように汗などの水分の影響をほとんど受けないため、クリーニングをするという必要性がほとんど無かったはずです。
腕時計のダイヤルは懐中時計のサイズが小さくなっただけで基本的には制作方法は一緒です。
クリーニングしてもエナメルで描かれたロゴやインデックスが残るようになったのは、あくまで結果論なのではないかと考えています。というかその部分を維持するようなクリーニングを行ったというのが正しいかもしれません。いずれにしても “made to be cleaned” ではないと考えます。
マイクはフォロワーが多いので影響力があるため、彼の言葉を信じてしまう人も少なくありません。勤勉な日本のコレクターさんであれば心配無いのですが。。。。
まぁ、宣伝してくれた事は感謝でありますが。。
昨日に続いてスモセコのデザインの件。。。
変遷を画像で紹介します。

左上が一番初期のタイプで段落ちしていて渦巻き状の仕上げ。。概ね1953年頃まで見られます(一部55年の物でも見られます)。右上は2代目でフラットな二重サークルで1952年頃から1955年頃まで。左下は昨日ブログで紹介したデザイン、私の扱った時計では1956年の物でしか見られません。右下は1957年以降最後まで見られるバトン状のデザインのタイプ。
上記の年代はあくまで参考までにしてください。
先日サイトにアップした96ローズのスモセコですが、ブログへいただいたコメントで改めて調べてみて気がついたのですが、このタイプのデザインはどうやら極めて短期間だけ使用されたデザインのようです。

弊社で過去に販売した96を見てみると56年製の物で今回のローズと同じく56年製のプラチナでこのデザインがありました。
これ以前はフラットな二重サークルですし、このすぐ後はバータイプの目盛になり72年の最終モデルまで継続されます。
もう少し調査は必要ですが、このデザインはほんの1~2年の間だけかもしれません。
2年前は1日で花がしぼんでしまったアストロフィツムですが、今回は3日目に突入です。
前回(7月)ほど気温が高くないのも理由かもしれません。
ということでアップ画像を一枚。

自然の造形はすごいです。
驚嘆に値します☺️
2年ぶりにアストロフィツム(ランポー玉)が花を咲かせてくれました!

つぼみが膨らんでからは一気に開花しました。
ささやかな喜び🥹
1964年の570ホワイト。

圧倒的にドルフィンハンドが多いですが、稀にバトンハンドの個体もあります。
以前は「バトンハンドはイマイチだよね」って思ってましたが、こうやって見ると案外悪くないと思ったりしてます。別に売りたくて言っているわけじゃないですからね(^^;
個人の趣向というのは年を経て変化していく物なのです。
大の里、千秋楽でも阿炎に圧勝でした!

初土俵から7場所目での優勝は史上最速だそうです。
人柄に好感も持てるし今年中に大関になるのではないでしょうか。
久しぶりに相撲を観て感動しました。
※画像はネット上から拝借しました。
最近5分弱/kmペースでトレーニングしています。
以前(4~5年前かな)はこのペースでハーフくらい行けたので、最低でも10km以上走りたいのですが、どうしても5km程度でかなり苦しくなってしまいます。
今朝も5km弱で苦しくなったので一旦ストップして心拍数をチェックしたのですが、177bpmまで上がってしまいました。

地道にトレーニングを続けるしかないとは思うのですが、少し限界を感じてきています😞
先日ブログで紹介した570も無事届きました。

コンディションは期待どおりでした。
こちらはアーカイブスはこれからになります。