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家之鏡

従兄弟(母方の伯父の長男)のお宅にお邪魔して、祖父が生前に書き記した「家之鏡」という家系について記した書を借りてきました。

旧仮名遣いなのでやや読みにくさはありますが、読んでいくとどうやら曾祖父が亡くなったときに書き始めたようで、晩年になるまで書き記してありました。

「家之鏡」は当時家の歴史を書きやすいように発行されていたいわゆる日記のような物で、出来事や家系等を順に追って、書きやすいように造られた物です。

母方の旧姓は森家で江戸時代は四ッ谷塩町で「加賀屋」という屋号で味噌の製造販売をしており、近くの紀州藩や加賀藩の御用達だったようです。明治維新以降に版籍奉還に伴い急速に商いが細っていったと記してあります。

読んでみると知りたかった事が細かく記載されていてなかなか興味深いです。こういうものを残しておくのって大切な事だと思いますね。

祖父以降のことをぜひ従兄弟に追記してもらいたいなと思います。

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