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ref.130続き

ref.130ですが、針とダイヤルについて。。

以下に参考画像をと。

上二枚が130の中では一番多い組み合わせです。

基本的にローマン数字の長短針にはバトン針がセットされます。長短針にバトン針が入ると秒針とクロノの積算の針は同じようにバトンが入り、秒針はゴールド、積算計はブルースティールになります。

一方、アラビックのインデックスのタイプは原則的には全てにリーフが入ります。

下二枚のうち左は長めのバトンインデックスが入り、右は内側に分表示が入りますがこのデザインはかなり珍しいタイプ。

いずれも12時のインデックスがローマン数字なので、針はやはり全てバトンが入ります。

長短針の長さは短針はアワーマーカーに必ず届くような長さになります(最低でも12時のインデックスには届くような長さ)。長針は分表示に届くような長さになります。右下の個体は分表示が内側にあるので長針はその表示に届くまでの長さのため他の3つのタイプよりも短くなります。

これらの針は全て短すぎても長すぎても正しい組み合わせとは言いがたいです。

また、バトンとリーフがごっちゃになっている物も良く見かけますが、これらもやはり組み合わせとしては正しくはありません。

以上130を購入される際のご参考にしてみてください。

Comment

  1. こうじ | 2020/11/15

    ref130現物をまだ一度も見た事ありません。バトンとリーフ針よく解りました。いい勉強になりありがとうございました。過去に買った腕時計の本見て見ると、リーフ針でないといけないはずがバトン針で紹介されている事案外ありますね。田舎では、クロネやパーピチュアルのパテックはまず見れません。特にアンティーク物は!いろいろ教えてください。

  2. onbehalf | 2020/11/15

    コメントありがとうございます。
    ダイヤルと針との組み合わせは、もちろん例外もありますのであくまで原則としてお考えください。
    また、稀にですが、バトンの長短針にリーフの秒針が入るというリファレンス(3417等ですが)もあります。
    よろしくお願いします。

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