以前のブログでちょっと書いたPSAのこと。。。
PSAとは血液中にある前立腺に特異的なタンパク質の一種で、近年、前立腺がんの早期発見の有効手段として、特に50歳超の男性の健康診断時に任意でその数値を検査をする方が増えてきております(というか健康診断時に機関から検査を勧められます)。
私は、前回の健康診断(1月18日)で勧められるままに検査したPSAがかなり高かったことから、当該機関の泌尿器科の医師から生検(生体検査)を何度も進められました。
が、色々調べた結果、生検はリスクが高いという説を唱える医師もいて、生検をせずにPSAの再検査をお願いしておりました。
という事で昨日PSAの再検査をしてきました(数ヶ月経たないと検査料金が保険適用にならず、高額になるとの事で、間隔を空けたというのが実情です)。
その結果、前回の8.53に対して今回は3.42で基準範囲内という事になりました(0~4が基準範囲内という評価です)。
担当医師も今回はさすがに生検は勧めてきませんでしたが、念のためにまた半年後に検査しましょうとのこと。
当時PSAについて色々調べ(ネット上で)、何故基準を超えて高くなったのか、「恐らくあれかな」と原因が推定出来たので、リスクが高い可能性のある生検を拒否し、結果的に今回基準内に収まって少し安堵しました。
PSAが高くなる理由は前立腺がんだけでなく、それこそ前立腺肥大等々、様々な要因があるので、高いからと言って、すぐに「前立腺がんだ」と思わなくも良いのですが、「高い」と言われた人はそれはやっぱり不安になります。
大きな病院の医師は数値を特に重視してすぐに生検を勧めたがるのですが、それを拒否するのは、それはそれでなかなか勇気がいるものでした。
もし、このブログを読んだ方の中に万が一PSAが基準値を超える結果が出て、医師から生検を勧められた方がいらっしゃったら、生検を受ける前によろしければ私の話をちょっと聞いてみてください。
私はもちろん医学の心得はないので、あくまでちょっとしたアドバイスしか出来ませんが、前立腺がんは進行の遅いがんですし、医師から言われるままにすぐに生検を行う前にちょっとだけ考えてみることも出来るのではないかと思います。
以上、時計とは全く関係の無いブログで失礼しましたm(_ _)m