トップハットの話
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- date. 2021/03/16
トップハットがシンガポールのお客さんに売れました。
画像はそのお客様のご要望で撮ったダイヤルの画像。
ご覧の通り、ケースとの境の部分が剥げてたり、少し変色は見られますが、アンタッチのオリジナル。
トップハットと言えば、その昔私が23歳の時にピンクの物を買いました。なんと240万でした。もちろんまだ消費税導入前です。
私にとって96に続いて2本目のパテックでした。
最近20代そこそこの中国の若いコレクターがビンテージのパテックを買っています。20代からビンテージパテックを買うなんて、すごいなぁと思ってましたが、考えてみれば当時の私も同じように思われていたかもしれません😅
ただ、当時の私は今の若い中国人と違ってローンで買っていましたし、社会人1〜2年目でしたので日々の生活は汲々としていました😅
今考えてみればよく買ったものだなぁとしみじみ思います。
ちなみに、この時買ったトップハットはアーカイブスは取れず、数年後にアンティコルムさんのオークションに出してしまいました。100万位だったんじゃないかな。
その後何本ものトップハットに出会いましたが、なんとなくあんまり良い思い出はありません。今回は少し時間はかかったけど初めてまぁまぁだったかなぁ。。なによりもお客さんが喜んでくれたのが一番です🙂
確かに30年以上前には、トップハット、角形時計は高額でした。通常バナナと言われたパテックはめちゃめちゃ高かったと思います。如何にもアンティーク感が強い時計、センターハンドよりもスモールセコンドモデルが人気があって高かったイメージでしたが、570等は逆転して今は高額になっていますね。私にすると時計自体が高額になりすぎた気がします。本当に時計が好きなのか投資家が投資目的に買いあさって、今や現行品に販売制限を受けるモデルもありますよね。庶民が、少し頑張れば手が届く価格であって欲しいと願うばかりです。
コメントありがとうございます。
値上がりを期待して購入するのではなく、自分の好みを信じて買えば、仮に価格が下がっても納得できるのではないでしょうか。
と必要に応じてお客様にはお話しするようにしています。
有難いと思います。社長さんは、本当に時計好きですよね価値観を決めるのは、購入者ですから。この時計⌚のここが魅力的とか、このモデルのここが特徴とかを今後も紹介して下さい。よろしく✌️
コメントありがとうございます。
承知しました。
こちらこそ引き続きよろしくお願いします