ref.1526
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- date. 2020/04/03
ビンテージのグランドコンプリケーションの中では1526が一番好みです。
1518や2499が一番欲しい時計というコレクターが多いようですが、私は余計な機能の無い1526に一番惹かれます。1526の後継の2438は形状が前々違うのであまり魅力を感じません(あくまで個人の好みです)。
やはりカラトラバケースに近い形状の1526が一番均整が取れているように思います。
今でこそそのラインアップに数種類の永久カレンダーモデルが存在するパテックですが、当時は永久カレンダーのみのモデルは1種類だけ。しかも12年間にわずか210個だけしか販売されなかったとても稀少なリファレンスで、それこそ一般的には流通していない時計と言っても過言ではありません。
基本的に12-120のスモセコがベースですが、1本だけ12SCのセンターセコンドのモデルも存在しています。
数年前にクリスティーズさんに出品された時の画像がこちらです。
落札価格は約2.8百万スイスフランとなります。
アーカイブスによると1948年に今のケースに変更されたとあります。当初は1526の形状では無かったと言われています。
ロゴは&Coの無いタイプ。
通常&Coが無くなりPATEK PHILIPPEのみになるのは、1949年から1950年になりますが、一部は1947年頃からも見られるようになります。1526については1947年以降に製造された個体は全て&Coの無いタイプになるようですね。
この個は分表示も他の1526と異なりレイルウェイ状になり、見た目にもクラシックな印象を与えますね(^^)
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