σダイヤル
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- date. 2019/01/09
よくビンテージの時計のダイヤルの6時位置に “ σ SWISS σ“ が入るとダイヤルが交換されていると言います。
一般的には「オースイスオー」や「σ(シグマ)マーク」もしくは「涙マーク」とか言ったりします。
このマークは、ダイヤル(インデックス等)にゴールドが使用されている事を意味すると理解しており、概ね1970年代後期から2000年頃まで使用されていたと思うのですが、時にロゴがエナメルなのにこのマークが入っている個体に出くわすことがあります。
エナメルのロゴはモデルにもよりますが、概ね1960年代の中期頃までで、それ以降はプリント文字盤に移行されるはずです。
そうなると、ロゴがエナメルなのにこのσマークが入るのは辻褄が合わない事になります。
そのケースで私が推測するストーリーは
1.パテックがエナメルの文字盤をストックで保有しており
2.1970年代後期以降に顧客からある時計をオーバーホールで預かった際に、ダイヤルを交換することになり
3.その際にこのσマークを後からストックダイヤルに打ち込んだ
のではないかと考えてます。
全くの推測ですので、違うかもしれません。
もし何かご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいませ。
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