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ref.448 スティール

この時計3年前にサザビーズで買い損ねたのですが、今回入手する事になりました。

ref.448のスティールです。

ref.448はref.438のスナップバックバージョンですが、スティールの個体は極めて稀少です。

私の知る限りでは市場では2個だけ。

加えてこの時計は状態が抜群に良いんです。

そして何よりもengravingがすごい。

アラビア語ですが、”The Egyptian”と書いてあるそうです。。

当時はこのengravingがなんとなく気になってしまって。。。

サイズはいわゆるボーイズサイズといわれている約28㎜。

最近どうも大型のビンテージよりも小さい時計に惹かれたりしております(^^;;

2499ブラック

アメリカのとあるオークションに2499のブラックが出品されています。

アーカイブスが2枚着いていて1枚目は2000年に発行された物でダイヤルの欄には”Special Dial”とのみ記載されています。2枚目はごく最近取得された物で恐らくこのオークションに向けて取得された物だと思いますが、ダイヤルの欄には”Black dial, yellow gold indexes”と記載されています。ただし、備考欄に「アーカイブス上のダイヤル(つまりブラックダイヤル)は後日パテックのワークショップにて交換された物です」と但し書きがあります。

この個体は第3世代に属する物ですが、ダイヤルはシグママークが入っているので第4世代になってから交換された物であることが推測されます。

いずれにしても、この2枚目のアーカイブスのあるなしでこの時計の時計の価値はぐっと変わってくると思います。

オークションのスタートは30万ドル~となりますが、1ミリオン近くは行くんじゃないかなぁ。。。

PHILLIPSニューヨーク

12月のPHILLIPSニューヨークオークションのカタログが届きました。

またもやポールニューマンのデイトナが出品されるようです。

今回は6263のビッグレッド。。

前回の6239には”Drive carefully Me”とエングレービングされていましたが、今回はシンプルに”Drive slowly Joanne”とエングレービングされています。

今回のデイトナも妻であるJoanne Woodwardからのギフトになります。

今でこそパテックオンリーの私ですが、かな~りの昔ポールニューマンも6239も持っていたことあるんですよ。

デイトナは個人的には少し子供っぽいなぁって印象があってもう今更欲しいなとも思わないのですが、なんか今回の6263を見ると少し年とってからはめるのも悪くないかなとか思ったりしました。

今回の6263はエスティメートがUS$1mil超との事ですが、果たしてコロナ禍のニューヨークでどこまでいくのか興味津々です!

初期レクタン

初期レクタングル・セクターダイヤルがオーバーホールから戻りました。

ムーブメントは9の丸型が入りヒンジ式のケースになります。

典型的なアールデコのデザインです(^^)/

エリプス ラピスダイヤル

自動巻のジャンボエリプス、ラピスダイヤルがオーバーホールから戻りました。

保証書とセールスタグ付です。

現時点ではHOLDとなっております(^^;;

ref.130続き

ref.130ですが、針とダイヤルについて。。

以下に参考画像をと。

上二枚が130の中では一番多い組み合わせです。

基本的にローマン数字の長短針にはバトン針がセットされます。長短針にバトン針が入ると秒針とクロノの積算の針は同じようにバトンが入り、秒針はゴールド、積算計はブルースティールになります。

一方、アラビックのインデックスのタイプは原則的には全てにリーフが入ります。

下二枚のうち左は長めのバトンインデックスが入り、右は内側に分表示が入りますがこのデザインはかなり珍しいタイプ。

いずれも12時のインデックスがローマン数字なので、針はやはり全てバトンが入ります。

長短針の長さは短針はアワーマーカーに必ず届くような長さになります(最低でも12時のインデックスには届くような長さ)。長針は分表示に届くような長さになります。右下の個体は分表示が内側にあるので長針はその表示に届くまでの長さのため他の3つのタイプよりも短くなります。

これらの針は全て短すぎても長すぎても正しい組み合わせとは言いがたいです。

また、バトンとリーフがごっちゃになっている物も良く見かけますが、これらもやはり組み合わせとしては正しくはありません。

以上130を購入される際のご参考にしてみてください。

PHILLIPS から

先日のPHILLIPS オークションから96ブラックセクター以外に気になった時計の結果を紹介します。

まずはダブルクラウンの2523のイエローはエスティメートが2-4ミリオンの所、

落札価格はエスティメートの上限を超える4.1ミリオン、そしてとても状態の良い96プラチナはエスティメート7-14万のところ

思ったよりも上がらずエスティメート下限の7万スイスフランとなりました。

いずれも手数料は含まずハンマープライスです(^^)/

PHILLIPSから

PHILLIPS のブラックセクターはハンマーSfr300,000で落札されました。

ダイヤルが問題なければ25〜30万辺りかなと思っていたので、ある意味予想通りかな。

最後は電話でイタリア人とアジア人の競合だったようです。

実際にその価値があるかどうかは別にして、確か96としては最高値ではないでしょうか。

ref.130

ref.130はパテックの代表的なビンテージのクロノグラフですが、おおよそ1,500個程度製造されたと言われています。

大半が1950年以前に製造されたため、残っている物で状態の良い物は決して多くはありません。

ケースが磨かれている物、ダイヤルが傷んでいる物、そして一番多いのが針が違っている物。。。

おおざっぱに言うと現存している物の半分はどれかしら針が違うかもしれません。

そんな状況もあるので良い個体を入手するのは難しいため、なかなか仕入はしにくい感じです。

とは言っても良い物があれば積極的に仕入したいとは思っています。

ギャラリーを見ても過去に16本だけ。

実際はギャラリーに未掲載の物もあるのでそれでも20本弱です。

今年でこの仕事を始めて15年なので年1本強ですね(^^;

頑張ります(^^)/

3445イエロー

新着の時計。。

3445イエローのノンポリッシュ。。

先日はブラックダイヤルでしたが、今回の時計はいわゆる通常のダイヤルです。

ご存じとは思いますが、3445はホワイトが一番多くてイエローはそれほど多くはありません(^^)

これからオーバーホールです。

 

Entries

  1. 2024/11/27 久しぶりの
  2. 2024/11/26 ref.609
  3. 2024/11/25 ref.130
  4. 2024/11/24 今年も
  5. 2024/11/23 ナイロビの蜂

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