ref.534
- Category:watch
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- date. 2020/12/16
シリンダーケースのref.534です。
534は個体数そのものがとても少ないのですが、今回のように12scを搭載した534は(私の知る限りでは)この個体しか確認されておりません。
ダイヤル、ケース共に申し分のないコンディションです。
これからオーバーホールになります。
シリンダーケースのref.534です。
534は個体数そのものがとても少ないのですが、今回のように12scを搭載した534は(私の知る限りでは)この個体しか確認されておりません。
ダイヤル、ケース共に申し分のないコンディションです。
これからオーバーホールになります。
96イエローのブラック、とても珍しい12/3/9アラビックです。
ダイヤルは艶なしのマット。
ケースは初期のベロ付きタイプ。
これからオーバーホールです。
本日から12/27迄ウィンターセールを開催しています。
全ての商品ではありませんが、結構リーズナブルな商品もあると思いますのでこの機会に是非ご検討くださいませ。
30年代のカタログ。
昨日ブログで紹介した136も掲載されています。
こちらのカタログでは竜頭は3時位置にあります。
ちなみにカタログの一番上の時計は現在在庫しているレクタンと同型と思われます🙂
新入荷の時計が続きます。
今日の時計もまたブラックの30年代、ref.136というモデルでホワイトゴールドとローズゴールドのツートーンで12時位置に竜頭があります。
ダイヤルはアンタッチのブラックセクター、販売店(CUCCO)とのダブルネームです。
こちらも小さいですが、魅力たっぷりの時計です。
新着時計の紹介です。
極めて珍しいref.555のイエロー、ブラックダイヤルです。
小さい時計ですが、ラグが特徴的で加えてミラーのブラックダイヤルがとてもインパクトがあります。
色々調べているところですが、ref.555は30年代の後期に数年間しか製造されず、実際に販売された個数も極めて少なかったのではないでしょうか。
サイドにはフレンチホールマークが入りますので、フランスで販売されたと思われます。
なかなかの逸品です^ – ^
時計Beginさんの最新号(明日発売かな)にちょっとだけ画像を提供しています。
スティールの時計のネタです。
本当に小さいネタなので見つけるのは困難ですσ^_^;
先月ブログで取り上げた2499のブラックですが。。
どうやらかなり昔に二度オークションで販売されたことがあるようです。
しかも当時はブレス一体型でシルバーダイヤルだったようです。
その時計が今回ブレスが外れてラグ付となりブラックダイヤルとなって出品されたことになります。
それはそれで別に良いのですが、問題はアーカイブスです。
アーカイブスは2枚あり、二枚目のアーカイブスによるとダイヤルは後年に交換されたと記載されているのですが、ストラップの項目がブレスではなくレザーと記載されています。
そう言えば少し前に業者の間で、ある2499のアーカイブスに関連して話題が出たことがあったことを思い出しました。
確か当時のオーナーがかなりのセレブだったかなんかで、そのセレブオーナーの希望に応じてアーカイブスの内容の書き換えた云々の話だったような。。。この時計のアーカイブスの一枚目にはSpecial dialと記載されているのですが、それがその曰く付きのアーカイブスで、Specialってなんか妥協した結果の記載だし、正しくないでしょうと言うことで、二枚目が最近発行され、結果ダイヤルについては「ブラックダイヤルは後年に交換された」と記載されて再発行されたわけです。
画像はそのアーカイブスですが、上が一枚目で2000年に発行されたもの。下が二枚目でつい最近発行されたものです。
でもそうなるとブレス一体型からラグ付に交換された事についての言及が記載されていないのですが。。。
あくまで推測ですが。。。
一枚目を発行したときにそのセレブの申請者の要望に応じてダイヤルについて曖昧な記載をし、且つブレス一体型からレザーストラップへの書き換えを行い、二枚目の再発行の時にダイヤルの問題だけがクローズアップされた為にダイヤルだけ記載を改め直し、ストラップの項目については「訂正し忘れた」のではないでしょうか。。
以前よりお話ししておりますが、アーカイブスのセクションは昔から1人だけで運営しております。
毎日毎日かなりの量の申請をこなしているでしょうから、たびたび間違えが発生するわけです。特に昔の時計のアーカイブは全て手書きで保管されているわけで、昔の人が書き間違いをした可能性もありえますよね。
いずれにしても現在のビンテージパテックはアーカイブスの有無やマッチングが不可欠となっております。
もちろんアーカイブスの存在はパテックの信頼性や価値の確立に多大な貢献を果たしたことは言うまでもありません。
とはいえ、ここまで高額な物の価値がアーカイブスの内容次第で大きく違ってしまうと言うことをPPも再認識していただき、アーカイブスセクションの充実化と記載内容についてのポリシーを徹底をしていただきたいと強く願うわけでありますし、また、オークション会社の人は特に今回のような高額品の場合は事前の十分な調査と正確な情報の提供が絶対条件となる、と考えるわけです。
※ちなみに、画像の一枚目のDate of saleの横のサインはそのセレブのサインです。
2457スティールの裏蓋の刻印です。
1955年に販売された個体。
REF.96の下に2457がナンバリングされています。
2457はref.96の27SCを搭載した後継モデルで、元々96用に造られたケースを転用したため96の刻印が入るとされています。
数字のフォントは下のケースナンバーも全て一緒ですのでパテックに納品前にスタンプされたと思われます。
2457は96と裏蓋の形状が異なり明らかに27SCを意識して新たに造られたケースであることは言うまでもありません。
推測すると元々27SCに切り替わった1950年に当初はref.96で行く予定であったところ、何らかの理由で別途リファレンスを取り直して新しいモデルとして販売されたのだと思われます。
従って、96用として製造されたケースの転用というよりは販売前にリファレンスを変更したというのが筋なのではないかなと思います。
ん、用は一緒の事だよねって言われるとそうかもしれませんが、ちょっとニュアンスが違うんだよな。
転用ではなくて計画変更ってイメージです。
エレガントなプラチナの懐中時計ref.605の紹介です。
とても状態が良くて、ダイヤモンドインデックスと細くて長いリーフハンドが上品な印象を与えます。
バックは50年代のカタログで605ではありませんが、ほぼ同じようなデザインなので背景として採用してみました(^^)