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2406

2406のイエローがオーバーホールから戻りました。

一見、カラトラバっぽいですが、ケースはツーピースで全く異なるデザインです。

曲線が上手く使われていてよく見るととても魅力的な時計だと思います🙂

3417/2570の本

昨日3417と2570の本が届きました。

この本は2冊ではなくて表が3417で裏が2570になってます。

3417はイタリア人、2570はドイツ系スイス人が書いてます。

ちなみに2570の表紙の時計は私が販売した時計です。

いずれにも結構情報を提供しているので、所々に弊社の名前が見られます。

もし興味のある方がいたらおっしゃってください。

3417や2570はバリエーションが少ないので、割と分析して本にしやすいんですよね。

今回の本は100%正解というわけではありませんが、とても参考にはなると思います。

金額は税抜きで1万円位になります。

 

1593

1593のイエロー

GUBELINとのダブルネーム。

1593ってケースが弱いかダイヤルがダメージ受けている個体がほとんどで、この1593は珍しくノンポリッシュのシャープなケースでダイヤルもアンタッチ。

こうなるとなかなか魅力的な時計です。

ちなみにエングレーブはあります。

白系

とてもレアな2545と2555のホワイト。

私の知る限りではどちらも市場で数個しか存在が知られていません。

ちなみに右の2545はお客様の所有ですので非売です😑

オールド96

初期のスティールの96はラグがろう付けになることは何度かブログでも取り上げております。

たまたまオーバーホールで戻った二本が揃いましたので比較してみます。

ご覧の通り、形状は横から見るとストレートでエンドにかけてややアールがかかります。

上から見ると普通の96とほとんど一緒なのですが、横から見ると全く別物になります。

こんなところもオールド96の魅力ではないでしょうか。

オールドバックル

鎌倉は朝から冷たい雨となってます☂️

さて、上からイエロー、ホワイト、そしてプラチナの16mmバックル。

プラチナは最近入手した物。

上の二つはパテックのサイン入り、下のプラチナはAW社製。

いずれも16ミリなので比較的大きくて古い時計でないと似合いません。まぁ、いわゆる20〜30年代のゴンドーロタイプの大型時計が似合いそうです🙂

ref.2436 ローズ FRECCERO

ref.2436ローズ、FRECCERO がオーバーホールから戻りました。

ケースはノンポリッシュでダイヤルもアンタッチ!

オリジナルの箱も付属します。

クロノメトロゴンドーロ

ゴンドーロのセンターセコンド。

とても魅力があって個人的に欲しいなとは思うんですが、長短針が多分違うと思うんですよね。この時代とこのインデックスにバトン針は不自然だし、短針がインデックスに届いてないし……。

この時代のこの数字には多分これ

上はアラビック(ドフィーヌ)数字で下はブレゲ数字ですが、恐らくこの下のタイプのブレゲ針かブルースティールのスペードハンドになると思うんですよね。

良い時計なんだけど残念だなぁ😔

昔の封書

パテックの昔の封書…

何年ごろかは不明ですが、結構味があります。

渋めの額に入れて店に飾ろうかな。

σ swiss σ

1970年代以降の時計の6時位置下に見られる σ swiss σ のマーク、通称シグママークですが、70年代以降のダイヤルにゴールドの素材が使われている場合等(例えばインデックス等)にこのマークが入ると言われています。

このマークですが、ご存知の方はいらっしゃるとは思いますがもう少し詳細を説明しましょう。

1971年の8月ににAPRIOR (l’Association pour la Promotion Industrielle de l’Or フランス語ですが、訳すと金産業販売促進組合みたいな感じでしょうか)が、更なる金の工業用分野への使用拡大の目的でスイスの時計メーカーやダイヤルメーカーとシンボルマークとしてこのシグママークの使用を使う事に決まりました。

パテックやロレックスはこのAPRIORに加盟していたので、アグリーメントに基づいてシグママークを自社のゴールドを使用しているダイヤルに書き込むことになったわけです。

従って、このシグママークが入っているダイヤルは確実に1971年の後半もしくは1972年以降ということになります。

つまり、もし時計の製造と販売が1971年よりも以前であって、かつダイヤルにシグママークが入っている場合は、そのダイヤルは1971年以降に交換された事になります。

稀にロゴがエナメルなのにも関わらず、シグママークが入っているものがあったりします。ロゴにエナメルが使用されていたのはリファレンスにもよりますが概ね1960年代の後半位までですから、辻褄が合わなくなりますが、これは、パテックがストックしていたロゴがエナメルのダイヤルを1971年以降にオーバーホール等の時に交換して使う事になり、その結果APRIOR とのアグリーメントに基づいてシグママークを打ち込んだ上で使用した(交換した)ということになると思います。

従って、ロゴがエナメルと言えどもシグママークが使用されている場合は1971年以降の交換ダイヤルであるということが言えると思います。

以上ご参考になればと思います。

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