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96ホワイト

ヤフオクにとても珍しい96のホワイトが出てました。

96のホワイトはプラチナよりもはるかに製造数が少なく、私の知る限りでは市場に出てきたのは10本強のみ。しかも今回の個体は12-120を搭載したHLインデックスのタイプ。12-120でHLタイプの個体は初めて目にします。

ダイヤルにはダメージがあります。アーカイブスは未取得です。

私も途中まではbidしたのですが、途中で断念。最終的には6百万強で落札されました。

ダイヤルが綺麗なら、なんとしても落札したいところでしたが。。。

あくまで私見ですが、ビンテージのパテックってダイヤルが汚くてもokの時計と汚いとダメな時計があると思ってまして。。。

今回の96ホワイトのような個体は私的には汚いとダメな方に入るのかなと(少し負け惜しみ入っています)。。。

それでも稀少なのである程度までは頑張ってみましたが、途中で断念しました。

ダイヤルの汚れに加えてアーカイブスが取れないリスクを考慮してもここまで出せるコレクターさんがいるとは。。。

それでも正直驚きました。

ref.1585

ref.1585のピンクオンピンク、ダイヤルはツートーンです。

1946年の製造。refの15百番台の後半はこういった少し変わったラグのデザインのモデルがいくつか造られました。第二次大戦が終わりパテックにとってもデザイン的にチャレンジの時代だったのかもしれません。

パテックだでなく他社でもこのような変わったデザインの時計が見られた時代ですね。

個人的にも見たことの無いリファレンスもまだ沢山あります。先日モナコで見たref.1597もとても魅力的なモデルでした。

高くなってしまって買えませんでした(T.T)

ジュネーブ

5/10~16はロンドンとジュネーブに行ってきます。

ジュネーブでは例年通り、Antiquorum, Christie’s, PHILLIPS,そしてSothbey’sのオークションがあります。

カタログはChristie’sのオンラインオークションがまだですが、それ以外は全て閲覧出来るようになりました。

パテックについては圧倒的にモダンピースが多いです。私が求めているようなタイムオンリーのビンテージはほとんどありません(x.x)。

ここ数年この傾向は続いているようです。

これはモダンピースの方が高値で売れるから数字的に見栄えが良いからなのでしょうか。

また、ビンテージと較べるとモダンピースの方がはるかに集めやすいというのもあるからかもしれません。

強いて言えば、Antiquorumが全般的にパテックに限らずビンテージを集めているような気がします。

Antiquorumは4社の中では唯一時計専門のオークション会社なので、他の3社のように他部門との数字的な競争が無いから等の理由もあるかもしれません。

少なくとも先日のモナコのようにもう少し各社が独自性を持ったオークションを展開してくれると面白くなるのになぁと感じてます。

ちょっと2007年の11月のChristie’sのカタログを調べることがあって数えてみたのですが、

全432ロットの内パテックは131ロットあり、その内ビンテージはなんと62ロットでモダンピースは39ロットでした(懐中時計は含みません)。今回一番今勢力のあるPHILLIPSを見てみると全208ロットで内パテックは60ロット、その内ビンテージはわずか16ロットのみです。この数字を見ても一目瞭然です。。

ref.3148

ref.3148がオーバーホールから戻りました。

アーカイブスがまだですが。。。

なかなかバランスが取れていてラグも太くベゼルも厚みがあるためメンズにも見えます。。

ref.438 Breguet Selpico Y Laino

ref.438のブレゲSelpico Y Lainoとのダブルネームの個体のオーバーホールが完了しました。

アーカイブスも無事取得出来ました。

ダブルネームの位置がサブダイヤル上でなかなかユニークです。

ref.2442

ref.2442です。

通称「バナナ」。マリリンモンローという人もいますが、個人的にはバナナと呼ぶほうが違和感がありません。

これからオーバーホールになります。

HODINKEE

モナコでのリストショットがHODINKEEさんで紹介されました。

英語のみですがこちらからご覧ください。

結構下の方にスクロールしていただかないと出てきません(^^;

ref.3561

昨日無事帰国しました。日本も案外気温が低いようですね。

さて、ref.3561のイエローです。Beyerとのダブルネーム。

パテックのビンテージとしては唯一の裏スケモデル。

スケ部分はサファイアクリスタルになっているため他の自動巻きモデルと較べてもかなり厚みがあります。

ヒースロー

ロンドン、ヒースロー空港にて帰国のフライト待ちです。

今回受け取った時計の一つ。

96のプラチナです。

この時計は2014年のクリスティーズのオークションに出て欲しかったけど買えなかった時計。ようやく手にする事が出来ました。

前にブログで書きましたが、普通の96プラチナダイヤモンドインデックスとは一味違います😉

日本の帰国は25日の夕方。26日から一応通常通りです。

モナコ

モナコに入りました。

早速オークションのプレビュー。

2523のダブルクラウンや

3700イエローのファーストがとても良かったです🙂

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