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3700のオーバーホールの話

今日は3700の事で神田のPPJさんにお邪魔したとき、3700のサービスの話が出て。。。

3700のケース交換をジュネーブでやってくれるらしいです。

当時のストックケースではなく新しく製造したケースだそうです。

ようは製造から40年経過していてケースに錆が発生している個体も多いので、オーバーホール時に防水機能の回復等の目的でそのような選択しもあるそうです。

よくヴィンテージのパテックで、アーカイブスに「ケースはオーバーホール時に上記ナンバーの新しい物に交換されています」とリマークの入る個体が稀にあるのですが、3700についてもそのようなリマークが入るのであれば、案外悪くないなと思ったりして。。。

ただ、ケースは良くてもダイヤルと針が新しい物になってしまうとちょっと評価が変わってきてしまうので。。。

果たして「ダイヤルとケースはそのままでケースだけケースだけ」というオーバーホールが受け入れてくれるのかどうか。。。

ちなみにケース交換はおよそ100万らしいです(ブレスは70万くらいとのこと、この価格については変更があるかもしれないのであくまで参考としてください)。

もしご興味のある方はPPJさんに直接お問い合わせください。

ジュネーブオークション

数日前のことですが、Christie’sのジュネーブのオークションが約2ヶ月遅れで開催されました。

他社のオークションは既に6月に行われていたので、今回はChristie’sだけ。

ビンテージパテックの中でのハイライトはノーチラス3700のKhanjarダイヤル。

エスティメートはSfr370,000-570,000でしたが、落札価格はエスティメートを下回るSfr337,500(プレミアム込み)でした。

3700のKhanjarダイヤルは過去に2012年と2016年に2本のみ出てきましたが(いずれもダイヤルは交換された物)、その中では最高額でした。

今回のオークションは全体的に低調だったように思えます。

特徴的な時計も少なかったし、なんとなく全体的に面白みに欠けたオークションだったように思えます。

これでひとまず大手のオークションは終了。

今年の秋は予定通り行えるかどうか。。。

まさに「神のみぞ知る」であります。

モバイルサイト

一応モバイルサイトがスタートしたのですが、やっぱり画像が悪すぎて。。。

最初は我慢しようかと思ったのですが……

でも、こんな画像ではやらない方がましだなと思って、再度修正(やり直しかな、正しくは)を依頼しました。

PCサイトの管理画面に入力すればモバイルサイトも同時に更新されるという便利さはあるのですが、管理側の便利さよりも見る側の快適さの方が大事ですからね。

なるべく早く改善しますが、それまではしばらくは今のままで行きます。しばらくご不便おかけしますが、詳しい画像をご要望の場合は遠慮無くお問い合わせください。

よろしくお願いします。

モバイルサイト

ようやくモバイルサイトがご覧いただけるようになりました。

スマホでご覧いただいているお客様にはご迷惑おかけしました。

まだ少し不具合があるのと、少しデザイン的に修正してもらいたい点があってお願いをしたところです。。

引き続きよろしくお願いいたします。

モバイルサイト

現在iPhone等のスマホから弊社のサイトに接続いただくと開発中のモバイルサイトが表示されます。

トップページは表示されますが、左上の各ページへの展開が出来ない状態です。

トップページの時計の画像にタッチすると時計の詳細のページ飛ぶことは出来ます。

現在開発をお願いしている業者さんと確認中です。

尚、PCサイトは変わらずご覧いただけます。

ご不便おかけして申し訳ありませんがもう少々お待ちくださいませ。

って言うか、考えてみたらモバイルから見てる人はこのブログ見れないですね。

ゴメンなさい😥

モバイルサイト

モバイルサイトを開設することにしました。

モバイルでもPCサイトは普通に見えるしあまり必要ないかなぁと思っていたのですが。。。

でもやっぱりもうそういう時代でも無いのかなぁと。。。

来月早々位にはスタートしたいです。

ペランのベルト

遅ればせながらペランのベルトの取扱を始めました。

アクセサリーにUPしておりますのでご興味のある方はお問い合わせくださいませ。

Extract from the Archives

数ヶ月前からExtract from the Archives(以下Extractと言います)のネット上での申請が決済の所でエラーになります。

ちょっと前に試してみたけどやはりダメでした。

仕方ないので直接Extractの担当の人とメールでやり取りして発行してもらうようにしています。

何しろ年間50枚位申請するのである意味お得意さんかもしれません。

今は申請時に画像を添付するようになって、当初は画像のダイヤルとアーカイブス上のダイヤルに違いがあるとExtractの発行を断られてたのですが、少し前からExtractには画像の通りのダイヤルを記載をし、彼らのアーカイブス上の記録と異なる場合はリマークに

という記載が入るようになりました。

つまり「上記のダイヤルは当社のアーカイブス上には記載されていません」というもの。

この文章だけでは、

1.アーカイブス上にダイヤルについては何も記載されていないのか(以前のnot mentionedのケース)

2.アーカイブス上には別のダイヤルの記載があるのか

分かりません。

ただ、以前こんなことがありました。

ある40年代の時計があって、その時計はかなり変わった夜光のダイヤルが入っていて、付属品としてオリジナルの保証書とExtractがありました。保証書には夜光の記載があるものの、Extract上はなんと全く異なるダイヤルが記載されておりました。つまり「販売時に顧客の要望に応えてダイヤルをカスタムで交換し、その旨保証書に記載されたにも関わらずアーカイブス上は当初のダイヤルのまま変更されなかった」のだと考えられます。

恐らく、こういったことは頻繁ではないでしょうが、時にはおこなわれていたのだと思います。

PPとしても、もしかしたら上記のようなケース等を考慮してなのかどうかは不明ですが、当初のExtractの発行方針から変更して、アーカイブス上のダイヤルと現状のダイヤルに違いがあっても(もしくはアーカイブスにダイヤルについての記載がなかったとしても)、現状のダイヤルが画像から自社のダイヤルと判断した場合、もしくはそのダイヤルと時計の組み合わせに妥当性があると判断した場合にはExtractを発行し、ダイヤル上には現状のダイヤルを優先して記載し、念のため「当該ダイヤルはアーカイブスには記載されていない」とリマークに記載するという方針に変更したのではないでしょうか。

とはいえこのセクションの方針はころころ変わりますので、またいつ何時どうなるかは分かりません。

PPとしては当初よりExtractは、その時計のAuthenticityを保証したものではなく、文字通りあくまで「当該時計の記録(アーカイブス)の抜粋にすぎない」と注釈しています。

思うに、当初はPPは、Extractはあくまで参考資料程度に扱って欲しかったのではないでしょうか。

にも関わらず、中古市場が非常に活発になり、本来の思惑とは異なり転売時にExtractがマストになってしまった事が大きな誤算なのかもしれません。従って、アーカイブスのセクションは従来より1名乃至は2名程度の決して重要なセクションという位置づけではなかったためか、Extractの発行方針に一貫性が取れておらず、今もそのまま曖昧な流れで継続しているというのが現状なのかなという気がします。

もしかしたら、その内にExtractも簡単には発行しなくなるかもしれません。

ちょっと理屈っぽいブログになってしまいました。

パテックジャパンサービスセンター

先月の緊急事態宣言の発令以来休業されていたPPJのサービスセンターですが、時間を短縮されて業務を再開されています。

対面接客の際のアクリルの仕切りも設置されています。

業務時間は1時から3時までの2時間。

事前予約制だそうです。

電話は11時から通じるようですので、ご用のかたはお電話をしてみてください。

インスタグラム

おかげさまで、インスタグラムでのフォロワーさんが1.7万を超えました。

うち約95%は海外のフォロワーさんなのですが、海外の人はとっても積極的で毎日たくさんの質問が届きます。

価格の問い合わせがもちろん一番多いのですが、それ以外にも例えば「2526はイエロー以外に他の色もあるのか」とか「37mm以上のカラトラバを探している」とか「2509のスティールは何本造られてるの」等々。。。

これらはまだ良い方で「え、まじ。そんなの聞いてくるの」みたいな質問も沢山あります(^^;;

でもこういったツールを積極的に活用していかないと国際的なマーケットについて行けなくなりますからね。。。

どんな質問にも基本的に丁寧に返答するようにしています(^^)

日本の皆様も何か疑問がありましたらどんどん問い合わせしてくださいね。。

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