EN JP
BLOG

彼岸花

我が家の周辺での彼岸花が咲き始めました。

今年はいつまでも30度超えの日が続いていたので彼岸花が咲くのは遅いのかなと思っていたのですが、ほぼ例年通り9月20日頃から咲き始めました。

桜の開花は気温が影響していると言われており、近年開花が早まっていますよね。。

でも彼岸花は違うのでしょうか?

なんか法則がありそうなものですが。。。

ググってみたところ、大阪府立大学大学院生命環境科学研究科の森源治郎先生という方が、「彼岸花はどのようにして季節を知るのか」という疑問を持たれた方に以下の通り回答されておりましたのでそのままコピペします。

1.ヒガンバナは普通9月中・下旬に開花し、開花後に葉を地上に展開させ、翌年の5月中・下旬に葉が枯死し、夏を越します。一方、球根内での花芽の分化・発達についてみますと、花芽分化は葉が生育中の4月下旬に始まります。葉が枯れた後の6月中旬に雌ずい形成期、8月下旬に花粉形成期と発達して、9月中・旬に開花します。
2.冬期、最低20℃程度の加温室で栽培すると夏にも葉を展開させて常緑性になります。しかし、このような条件下では、花芽は分化しません。このことから、ヒガンバナの花芽分化には低温遭遇を必要とし、低温はバーナリゼーションとして作用しているようです。
3.花芽分化および雌ずい形成までの発育適温は25〜30℃付近にありますが、分化・発育の可能な温度範囲は10〜30℃で広いことから、自然条件下では温度が上昇に向かう4月下旬から花芽分化が始まるようです。
4.雌ずい形成期に達すると、それまでの発育を促した高温(25〜30℃)ではかかえって発育が抑制され、適温は20℃付近に低下します。自然環境下での開花が9月中・下旬になることや関東での開花が関西より10日ほど早くなるのは、この発育適温の低下によるものといえます。
5.以上のように、ヒガンバナは温度(特に地温)を感じて花芽の分化および発達が進行しているようです。また、花芽分化に対して低温はバーナリゼーションとして作用しているようです。

とのことでした。

上記の4で「高温(25~30℃)では発育が抑制され適温は20℃付近に低下する。」と説明されてありますが、今年はいまだに適温とされる20℃付近まで低下したこと無いのですが。。。

それどころか上記高温の範囲を下回った事もありません。う~ん、どうも納得いかないなぁ。。。

念のため過去の開花を調べてみたところ。。。

昨年は9月16日頃、一昨年は同じように9月15日頃となっておりました。と言う事は今年は5~7日遅いようです。まぁ良しとしとくか🤔

Comment投稿

お名前 必須
メールアドレス 必須
URL
コメント 必須

Entries

  1. 2024/11/18 ref.2488 ホワイト
  2. 2024/11/17 ref.3416 HAUSMANN&Co
  3. 2024/11/16 昨日は
  4. 2024/11/15 ref.584
  5. 2024/11/14 ref.2490

Category

Archives