ペランのベルト
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- date. 2020/06/09
遅ればせながらペランのベルトの取扱を始めました。
アクセサリーにUPしておりますのでご興味のある方はお問い合わせくださいませ。
遅ればせながらペランのベルトの取扱を始めました。
アクセサリーにUPしておりますのでご興味のある方はお問い合わせくださいませ。
3940のダイヤルが3世代に分かれることは過去にコラムで書きましたが、第1世代の中でロゴに違いがあるようなんですね。
左が初期のタイプで右が後期のタイプ。
基本的には左のタイプが第1世代と理解していました。
当初はサブダイヤルばかりに気が取られていたのでロゴの違いに気がつきませんでしたが、案外右のタイプも多いようです。
カレンダーの英数字も少しフォントが違うような気がしますが。。。これは現物を見てみないと断定は出来ません。。
第1世代は700個程度製造されましたが、恐らく初期の200~250個程度が左のロゴで以降の450~500個は右のロゴになるようです。
どちらも現時点では相場に違いはありませんが、初期タイプのロゴの方が少しだけビンテージ感があって個人的には好みです。
最近こういうのも良いなとか思ったりしています。
ASPREYとGUBELINのdouble signedですが、いずれも同じ人の持ち物。
先日、「いくらなら売る?」って聞いてみたのですが、ものすごい金額を言われまして。。。
「ちょっと考えるね」と言ってそれきりです。
本当にこんな値段で売れているのかどうかよく分からないのですが、他でもやっぱりGUBELINで同じような金額で出てたりして。。。
正直言ってジャンボのdouble signedとほとんど同じような価格なんですよね。
と言えば大体お分かりになるかなと思いますが。。。
でもあまりにdouble signed にプレミアムがつきすぎると、フェイクが生まれますよね。
気をつけないといけません。
今日も蒸し暑い1日でした💦
さて、96スティールのブレゲ12SCが戻りました。
ダイヤルはクリーニングされていますが、とても希少な時計です🙂
Phillipsのジュネーブのカタログが届きました。
既にオンラインで一通り見ていたのですが、カタログに目を通してびっくり!!
なんと児玉誉士夫のエングレービングが入った570ホワイトが出品されているじゃないですか!
あまり状態が良く無さそうだったのでオンラインでは見過ごしていたのですが。。。
1972年に児玉誉士夫から議員の平井義一に贈られた物のようです。
アーカイブスの販売が1962年と言う事は児玉誉士夫の私物だったのでしょうか。。。
外人が所有する物ではないと思いますが、なかなか日本人も買いにくいだろうなぁ。。
こういう時計は違うルートでちゃんとした人が持っておくべきだと思うけどなぁ。
僕がオークションの担当者だったらそう助言するんだけど。。。
ちょっと思い当たる人がいるから(お節介かもしれないけど)その人に教えて差し上げようかな。
前にもブログに書きましたがref.437が気になっています。
一説によると119個しか製造されていないそうですが。。。
ダイヤルのデザインが面白い物ばかりでして。。。
サイズの割に大きめのクラウンとかもなんか魅力あったりして。。。
全て30年代の物かと思っていたら一つ40年代の物を見つけました。
上の画像の左下のがそれ。。
一見438っぽいですが、一応説明にはアーカイブスにも437云々と書いてあるので間違いなさそうです。。
ネットでも色々調べているんですが、何しろ個体数が少ないのでほとんどヒットしないんですよね。
もしお持ちの方がいらしたら教えてくださいね(^^)/
ref.1526がオーバーホールから戻りました。
210個のうちの1個です。
& Co の入るロングタイプのロゴはおおよそ1945年までの最初の5年間に製造された物が該当しますが、全体の1/3程度が該当するのではないでしょうか。従って約60~70個になると思います。
数ヶ月前からExtract from the Archives(以下Extractと言います)のネット上での申請が決済の所でエラーになります。
ちょっと前に試してみたけどやはりダメでした。
仕方ないので直接Extractの担当の人とメールでやり取りして発行してもらうようにしています。
何しろ年間50枚位申請するのである意味お得意さんかもしれません。
今は申請時に画像を添付するようになって、当初は画像のダイヤルとアーカイブス上のダイヤルに違いがあるとExtractの発行を断られてたのですが、少し前からExtractには画像の通りのダイヤルを記載をし、彼らのアーカイブス上の記録と異なる場合はリマークに
という記載が入るようになりました。
つまり「上記のダイヤルは当社のアーカイブス上には記載されていません」というもの。
この文章だけでは、
1.アーカイブス上にダイヤルについては何も記載されていないのか(以前のnot mentionedのケース)
2.アーカイブス上には別のダイヤルの記載があるのか
分かりません。
ただ、以前こんなことがありました。
ある40年代の時計があって、その時計はかなり変わった夜光のダイヤルが入っていて、付属品としてオリジナルの保証書とExtractがありました。保証書には夜光の記載があるものの、Extract上はなんと全く異なるダイヤルが記載されておりました。つまり「販売時に顧客の要望に応えてダイヤルをカスタムで交換し、その旨保証書に記載されたにも関わらずアーカイブス上は当初のダイヤルのまま変更されなかった」のだと考えられます。
恐らく、こういったことは頻繁ではないでしょうが、時にはおこなわれていたのだと思います。
PPとしても、もしかしたら上記のようなケース等を考慮してなのかどうかは不明ですが、当初のExtractの発行方針から変更して、アーカイブス上のダイヤルと現状のダイヤルに違いがあっても(もしくはアーカイブスにダイヤルについての記載がなかったとしても)、現状のダイヤルが画像から自社のダイヤルと判断した場合、もしくはそのダイヤルと時計の組み合わせに妥当性があると判断した場合にはExtractを発行し、ダイヤル上には現状のダイヤルを優先して記載し、念のため「当該ダイヤルはアーカイブスには記載されていない」とリマークに記載するという方針に変更したのではないでしょうか。
とはいえこのセクションの方針はころころ変わりますので、またいつ何時どうなるかは分かりません。
PPとしては当初よりExtractは、その時計のAuthenticityを保証したものではなく、文字通りあくまで「当該時計の記録(アーカイブス)の抜粋にすぎない」と注釈しています。
思うに、当初はPPは、Extractはあくまで参考資料程度に扱って欲しかったのではないでしょうか。
にも関わらず、中古市場が非常に活発になり、本来の思惑とは異なり転売時にExtractがマストになってしまった事が大きな誤算なのかもしれません。従って、アーカイブスのセクションは従来より1名乃至は2名程度の決して重要なセクションという位置づけではなかったためか、Extractの発行方針に一貫性が取れておらず、今もそのまま曖昧な流れで継続しているというのが現状なのかなという気がします。
もしかしたら、その内にExtractも簡単には発行しなくなるかもしれません。
ちょっと理屈っぽいブログになってしまいました。
Anthraciteってご存じですか?
ググってみると無煙炭と出ますが、フランスの色名という説明もあって、アントラシートと読むそうです。
色的には極めて黒に近いグレーみたいな感じでしょうか。。。
何でこの色の話をしているかというと、3700のアーカイブスのダイヤルにこのAnthraciteという記載があったんです。
通常3700のダイヤルカラーはBlack(もしくはNoir)という記載だったはずなのですが、その個体をどう見ても普通の3700のダイヤルと同じです。。。
現行品は黒とは別にこのAnthraciteという色を採用しているダイヤルはあるようですが、3700でも黒と差別化されていたのでしょうか。。
もしくは単に記載した人の気まぐれなのかしら。。。それとも出来具合を見てこれは黒、これはアントラシートみたいな区分けしたのかな。。。
疑問ですな。。。
先日ブログで紹介したref.1530。。。
この時計ベルトサイズが21mmなんですよね。。
でもたまたま良い感じのクロコのベルトがあったので。。。
昔1本販売したことあるのですが、前のはブレスレットで販売したからベルトサイズの記憶が無かったのですが。。。
なかなか面白い時計です(^^)