秒針の事
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- date. 2022/08/01
以前にもブログで書きましたが、ビンテージでは秒針が社外品に替わっている物がとても多く、いつも悩まされます。
またその替わってしまっている秒針をそのまま販売している業者もとても多く、そのような個体を見ると色々な意味でとても胸が痛みます😥
ビンテージのパテックのスモセコ用の秒針として汎用的なタイプは基本的に以下の画像の4つしか存在していません。
上から順に
1.主に30年代初期くらいまでの時計に使われたブルースティールのバトンタイプでお尻が丸いポイントがつくもの
2.30年代中期頃から40年位までのフラットなタイプ
3.バトン針
4.リーフ針
それぞれに長短針との組み合わせとして明確なルールがあります。
1.の針は夜光やスペード等いずれのタイプにも組み合わせられますが、1935年以降は目にする機会が無くなります。
2.のフラットなタイプはブルースティールだけでなく、イエローや白系のゴールド製の針でも存在しています。組み合わせとしてはリーフ乃至は夜光の長短針に使用されます。
3.のバトンは長短針がバトンタイプにのみ使用されます。
4.のリーフは長短針がリーフとドルフィンのいずれにも使用されます。ただ592のSSと3417にはバトンにリーフの秒針がつくという例外があります。
以上ご購入の際の参考にしていただければと思います。
いつも勉強になります。
数字に関する仕事をしているのですが、リファレンスすらうろ覚えな次第です。
ましてや秒針とダイヤルや長短針との組み合わせともなると、夏の暑さの影響もあるのか頭の回路が完全にショートしてしまいますね😅
taikeno_kanaさま、
コメントありがとうございます。
それほどバリエーションは多くもないので、ちょっと見てると分かると思います🙂