ref.584
- Category:watch
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- date. 2024/11/15
ref.584のピンクオンピンク。

状態は抜群です。
に比較的モダンなデザインですが、モデル的には30年代にスタートしてます。
この個体自体はアーカイブスがこれからですが、恐らく1940年代中期になると思います。
ref.584のピンクオンピンク。
状態は抜群です。
に比較的モダンなデザインですが、モデル的には30年代にスタートしてます。
この個体自体はアーカイブスがこれからですが、恐らく1940年代中期になると思います。
昨日無事帰国しました。
日本はまだ暖かいですね。
さて、今日は今回入手した時計から、まずはref.2490です。
の私の知る限りではイエローとローズが3個づつ、計6個が知られています。
ケース、ダイヤル共にアンタッチです🙂
ラグサイズは15ミリです。
ジュネーブ最終日です。
一応今回入手した時計の一部です。
今回はこれら以外にも更に4本も入手。
アーカイブスが無いものもあるし、オーバーホールもこれからなので実際に準備が出来るのは1月以降ですね。
少しビンテージの流通が増えて来たのかもしれません。
他にもコンディションや価格面で折り合いがつかず、入手しなかった時計が何本もありました。
問題は為替ですね😥
近年急激に人気の出て来たref.3940ですが、価格の高騰を受けて今回も何本かオークションに出ています。
中でもダイヤルがシャンパンカラーのモデルは特に人気が高いようです。
私もかなり昔にファーストシリーズのシャンパンカラーダイヤルを販売しましたがキープしておけば良かった時計の一つです。
たの今回はPhillips(左)とSotheby’s(右) でセカンド(Phillips)とサードシリーズのシャンパンカラーモデルが出品されてますが、Phillipsのロットが昨日95,250スイスフランで落札されました(プレミアム込)。Sotheby’s は10日になりますが、いくらになるのか興味があります🙂
昨日は朝からオークションのプレビューをハシゴ。まだプレビューがスタートしていないChristie’s さん以外全て見てきました。
その中でのベストはPhillipsのref.1436でした。
1970年販売ということもあり比較的年数が浅いこともあるかもしれません。
ダイヤルには一部に汚れはあったものの、ケースの状態はとても良かったです🙂
大型のクラウンがなんとも言えず魅力的です。estimateは10〜20万スイスフラン。比較的抑えめな設定のようですが、かなり高くなるのではないでしょうか。
この時計、いま一番欲しいリファレンスの一つですが…
ダイヤルがリダンで5万ドルとなるとちょっと😅
オリジナルはこんな感じです。
最近こういう大型のラウンドモデルに妙に惹かれます😅
とても状態の良い3514のホワイトをサイトにアップしています。
トップページは箱入りの状態ですが、箱は付属品ではありません(^^;
ケースはノンポリッシュ、ダイヤルの状態もとても良いです!
ルクルトムーブメントの入った96のセクター。
イエローのセクターでは一番多いデザインですが、近年は本当に目にする機会が減りました。
セールストークではありませんよ😑
ブラッドピットもトロピカルダイヤルの3700をはめてるそうです。
ブラッドピットのノーチラスほどではないけど、
ケースもノンポリッシュだし、個性的で良いと思うんだけどなぁ🤔
一昨日のインスタの96ですが、指摘した2点は分かりましたか?
答えは以下の通りです。
1.1941年製造と書いてあるのでロゴはロングシグネチャー(&Coが入るタイプ)になるはずです。
2.インデックスが立体的なタイプ(いわゆるlapped)ではなくフラットタイプなので、その場合は長短針はリーフになるはずです。
1は言うまでもありませんが、2は少し分かりにくかったでしょうか。
96のインデックスとして画像のようなフラットなタイプはYGモデルは1930年代に、SSモデルは1950年頃まで見られます。このダイヤルには長短針はYGもSSリーフが入りますが、YGモデルは1940年代に入ると立体的な砲弾型のインデックス(lapped)が採用されるようになり、それに合わせて長短針も立体的なドルフィンハンドが入るようになります。
一方SSモデルは1950年までは全てフラットタイプのインデックスが採用され(恐らくSSのインデックスに厚みと面取りを持たせるのは技術的にもコスト的にも採用されなかったのだと思います)、長短針は1950年までは全てリーフハンドになります。SSケースにドルフィンハンドが入るのは、1950年頃まではインデックスにYGやRGのlappedインデックスが入ったモデルだけになります。またその場合はインデックスと同色の針が採用されます。それらのモデルはこちらやこちら、そしてこちらをご参照ください。SSケースにlappedインデックスが採用されドルフィンハンドが入るモデルは1950年代以降に極めて少数のみ製造されました。その個体はこちらになります。
従って、このインスタに掲載されたとても状態の良さそうな96は1941年に製造されたものの、何らかの理由で1950年代以降(恐らく1955年以降)にパテックにてダイヤルと針が交換された物と思われます。その時に何故リーフハンドに交換されなかったのかは少々謎ですが、恐らく交換された当時(1950年代中期以降)は長短針としてはリーフよりもドルフィンが主流になっていたためではないでしょうか。事実1950年代半ば以降は例えばブレゲインデックスのモデルにもドルフィンハンドが入るようになります(リーフの物もあります)。