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コンプリケーションと株価

昨日のブログを書いた後に色々考えていたのですが。。。

パテックはグラコンについては、1526と1518、2438(2497)と2499、そして3448(3450)と2499と永久カレンダーモデルと永久カレンダークロノグラフの二つのリファレンス体制を継続していたのですが(一部ミニッツリピーター等の特別モデルを除きます)、考えてみたらこの体制は1980年代半ばに3940と3970になってからもしばらくは続いていたんだよなと。。。

それが1994年だったかな、スプリット付の5004が販売されたのと、個人的には特に印象的だった1998年に1463以来久しぶりにクロノグラフ機能のみの5070(グラコンではありませんが)がスタートした辺りから複雑時計の流れが変わってきたような気がします。つまり1990年の初頭から半ばにかけてが転換期だったのかな。。。

日本のバブルは1986年末からでしたが、アメリカのダウ平均株価が急騰し始めたのが下のグラフをご覧いただければお分かりになるように1990年、特に95年以降のことでした。

ちなみに上のグラフの2010年の少し前の急落はリーマンショックの時です。。

それとダウ平均の最高値はつい最近の2月12日の事で$29,551.42(終値ベース)になります。

昨日の終値は$21,052.53だからこのコロナショックで30%弱も値を下げたことになります。

複雑時計と全く関係の無い話になってしまったようですが、高額時計の市場が金融市場の動向の影響をとても強く受けているのかなと再認識しました。

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