COLUMN

23.

3970のマイナーチェンジについて

先日ブログでも紹介しましたが、3970についてちょっとした新しい発見があったのでとコラムでまとめさせていただきます。
まずは、カレンダーのフォントですが、三世代に分類されます。
3970font+.jpg
左から第一世代で概ね当初の100個程度までですが、中には200個目位のロットでも初期フォントが見られるので、厳密に「何個目まで」を特定することはできません。
第二世代のフォントはダイヤルのフォントに合わせる目的で変更されたのだと思われますが、リーフハンド、つまりダイヤルの第二世代の終わり、おおよそ950個目位まで採用されました。
第三世代は3970の製造の終了まで継続されましたので、製造個数としては圧倒的に多い事になります。
続いて、針についてですが、ダイヤルの第三世代の物は明らかに異なるので、ここでは割愛し、リーフハンドの形状について説明します。
まずは以下の画像をご覧ください。
3970hands+.jpg
上がリーフハンド初期物で、先端部分の太さが下のリーフハンド後期物と較べると明らかに異なります。
このリーフ初期は、前述のカレンダーのフォントと同じく概ね当初の100個目までと以降は200個目位までに混在しているようです。
また、3971を見てみるとムーブメントナンバーは600個目弱にも拘らず、若いケースナンバーとリーフ初期が採用されているケースもあります。
これらを考慮すると、時期的には1989年末から1990年辺りにカレンダーのフォントとリーフハンドの形状についてマイナーチェンジが行われたようですが、前述のようにムーブメントとケースが連番でないため、前述のように個数と時期の特定をすることは困難です。
従って、目安として3971も含めて当初の150個前後が第一世代のカレンダーと初期のリーフハンドを採用し、以降950個目位でリーフからバトン針へのモデルチェンジが行われたと考えられます。
以上3970についてのマイナーチェンジについてでした。

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