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続 コメット

先日紹介したコメットシリーズですが、それこそ以前なら全く見向きもしなかったデザインの時計達です。

以前は96や570といったオーソドックスなカラトラバケースに面白いデザインのダイヤルの物にばかり目がいってましたが、ここ数ヶ月なんか変わったデザインのケースの時計が気になり始めまして……

それが先日久しぶりにジュネーブのパテックミュージアムに行ったら、それこそ丸型から角型まで変わったデザインのリファレンスが沢山展示してあって、やはりこういう変わったデザインの時計もパテックも重視しているのだなと再認識したりしている次第です。

ということで、最近色々研究しているのですが、例えばこのref.1550は、ミュージアムにも一つ展示されております。

この画像はアンティコルムさんの1989年のカタログから抜粋した物なのですが、同じ個体が2004年のクリスティーズさんでも出品されていて、恐らくミュージアムの個体はこの時計なのではないかと推測しております。

この1550は市場ではどうやら3個の現存が確認されているようで、そのうち一つはナチスのゲーリング元帥の所有物だったそうなんです。

ネット上で色々調べてみたのですが、残念ながらゲーリング元帥の1550は検索には引っかかりませんでした。

いずれにしてもこのコメットシリーズ、それぞれが数個しか製造(販売)されていないので、なかなか手に入れることは難しそうですが、探していればそのうちに目にする機会もあるかもしれませんので、気長に待つことにします。

Comment

  1. tom,IWATE | 

    大きさがどのくらいかと思って調べたら32mmのようですね。
    中央寄りのスモセコがデザインのポイントのひとつになってる気がしますが、機械は10型でしょうか。
    1942年以降となるとソビエト侵攻も行き詰まった頃で、ゲーリングはこんな時計してる場合じゃないような気もしますが…

  2. onbehalf | 

    コメントありがとうございます。
    ムーブメントは10型です。
    ゲーリングもなかなかのセンスだなと感心してました。

  3. tom,IWATE | 

    ちょっと調べてみたら
    ゲーリングは元々かなりの伊達者で
    しかも1942年頃にはヒトラーに干されるようになり、軍の指揮からははずれて、美術品蒐集等の趣味の世界に没頭していたとあります。
    なるほど、正にピッタリの時計です。こういう話は大好きです。

  4. onbehalf | 

    コメントありがとうございます。
    はい、ゲーリングは確かナチスによる美術品強奪に便乗して、プライベートコレクションを増やしていたと理解しています。
    良し悪しは別にして、美術品に対する造詣は深かったんでしょうね。

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